マネーフォワード(東証:3994)は31日、都内で記者会見を開き、8月1日から会計クラウドサービス「マネーフォワード クラウド」への加入を促進するキャンペーンを開始すると発表した。今年10月からの軽減税率導入を念頭に置いたキャンペーンで、既存の会計ソフトなどからの乗り換えを狙う。
年間イメージキャラクターに女優の山本美月氏を起用し、メディアなどでキャンペーンを展開する。
軽減税率の導入にあたっては、商品により消費税の適用税率が事実上二分されるため、事業者においては会計ソフトのアップグレードや変更が必要になる。マネーフォワードはクラウドサービスであるためアップグレードや変更が必要ないため、軽減税率の導入を新規ユーザを取り込む好機と捉えた格好だ。
一般企業にはマネーフォワード クラウドを初めて利用する場合5万円分の Amazon ギフト券、「マネーフォワードクラウド公認メンバー」の会計事務所には顧問先がマネーフォワードの「法人ビジネス年額プラン」に新規契約する場合に現金10万円が進呈される。支給総額は10億円で、キャンペーンの実施期間は今年8月1日から12月31日まで。
同社によれば、現在のマネーフォワード クラウドのユーザ構成は、企業が自前でクラウドを選択している場合と、会計事務所の支援により企業がクラウドを導入するしている場合が概ね半々。今回のキャンペーンでは、会計事務所の支援により企業が新規にクラウド導入されるケースが多いと見込んでおり、7,000〜1万社の新規加入を狙うとしている。
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