明星和楽が教えてくれた4つのこと

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「すごいことが起こった!gate’s貸してくれるって!4000人入るよ!」
参考:橋本正徳氏のブログ

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このあたりの会話からもう1年以上経つのかと思うと、本当に時が流れるのは早い

はしもっちゃん、やいぶさん、むらじゅん、いちえさん。明星和楽の中心にいるメンバーを親しみを込めてこう呼ばせてもらっている。

そして彼らをはじめとする、本当に多くの人達が奇跡的に集まらなければ、この無茶苦茶なプロジェクトは日の目を見ることも、3000人を集めることもなかったんだろうな。

二回目となる明星和楽は9月8日と9日の二日間に渡って開催された。StartupDatingのメンバーも会場入りし、二日間の様子をレポート、企画を担当したStartup Show Caseのステージも無事、盛況に終えることができた。

イベントの様子はこの他にも沢山のブログやニュースに掲載されているので、ぜひ読んでみて欲しい。TechWaveのこの記事なんか、ハチャメチャ感をすごく上手く伝えてくれていると思う。ありがとう湯川さん。

このプロジェクトに関わらせて貰った1人として、明星和楽が私に教えてくれたことを少し書いてみたい。

大きな夢を描く

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「4000人集める」ーー冒頭の話を橋本さんから聞いた時、私は直感的に無理だと思った。初めての企画、有志という制約、1回目を失敗すれば2回目はないという恐怖。

いくつもの思いが頭を駆け巡った私は、会場をまず埋めることを考えて「会場を半分にしたほうがいいんじゃないか」と提案した。1年目は日程も3日間と長かったので、プログラムを埋めることも困難だ。しかし、彼が出した答えは「全部使う」というものだった。

もしこの時「そんな馬鹿な」と計画から逃げていれば。

もしこの時「じゃあ500人規模で小さくはじめましょう」となっていたら。

福岡をアジアの中心にする、ここから明星という明日のスターを生み出すという夢は、なんだかもっとちっぽけなものになっていたかもしれない。

仲間を信じる

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正直、東京と福岡で企画を綿密に詰めることは難しい。全員、有志でやってることもあって、みんな普段の仕事と並行して準備を進めている。

距離と制約のはざまで、私がやるべきことは、福岡の現場状況をよく理解している彼らを信じ「企画に手を出さないこと」だった。当然、最初から携わった企画を途中で手放すというのは大きな苦痛だ。代わりにStartupDatingは海外からの招待(※全て池田さんにお任せ)と情報発信に集中した。

結果はご覧の通り。初回の1250人はまだ物足りなかったが、2回目の3000人は明らかに会場を狭く感じさせてくれた。仲間を信じる。たった数文字だが、これがなければなにも始まらない。

リスクをとる

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リアリティ溢れる話題だが、このプロジェクトを始める時、いくつか確認したことがある。その中に「お金のことで絶対にケンカしない」というものがあった。有志での企画は経験上、特にお金は深刻な問題に関わる可能性がある。失敗した時には具体的なダメージが発生するし、成功すれば余計な欲が顔を覗かせる。

つまり、失敗しても、成功してもリスクはやってくる。重要なことはその両方に心を奪われず、無心でやるべき目標に向かって走るということだ。実は初回のイベントは収支のバランスが悪かった(赤字とは書きません)。でも、不思議なぐらいそのことで文句をいう人や抜ける人はいなかった(はず)。

もちろん、取れるリスクには限界があるので、ある程度計算は出来ていたのかもしれないけど、それでも一回目のイベント終了後すぐに「来年をどうしよう」「次は365日後だね」と声が上がったことは、プロジェクトが上手くリスクをコントロールできていた証拠なんだと思っている。

スーパーバイザーを引き受けてくれた孫泰蔵さんは、常々このリスクに対する構えを話題にしている。彼の言葉や存在は本当に大きい。

責任を果たしてやりきる

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StartupDatingとして、明星和楽でやるべきこと、それは情報の発信に他ならない。日本からアジア、世界へと標榜する以上、しっかりと言語の壁を超えて、海外にこの熱狂を伝えなければならない。

前回に引き続き、パートナーメディアでもあるTech In Asiaに参加してもらい、早速ショーケースの話題を伝えてもらった。

でも、残念ながらこのショーケース・ステージ以外は全て日本語で開催されている。海外からやってきても日本語がわからなければその多くを楽しむことができない。これでは真の意味で国際イベントにはなれないだろう。つまり、まだまだ私たちにはやるべき、乗り越えるべき課題が沢山あるということだ。

明星和楽にはfacebookのグループが存在し、そこで日々企画に関する話題が持ち上がっている。興味深いのは、実施されなかった企画だ。思いつきで企画を上げても誰かがやってくれるわけではない。

主催側が用意するもの、持ち込み、スポンサー企画、その由来は様々だけれども、それぞれが主体的に「やるべきこと」を考えて動いている。目的を共有し、やるべきことをみつけてやりきる。

明星和楽は「やりきることの出来る人達」の地道な積み重ねで成立しているのだ。

最後に

仲間を信じてリスクをとり、やるべきことをやりきって明星和楽に参加している主催者、ボランティア、裏方さん、全ての方を尊敬したい。

また来年もこのプロジェクトは実施される。福岡を本当の意味でアジアの中心に、テクとクリエイティブの集まるスタートアップの地にすること、明星(スター)を生み出すことが目的だからだ。私たちも引き続き役割を果たして、次回、みんなと再会できるのを楽しみにしている。

追伸:明星和楽の中心メンバーやいぶさんこと山田ヤスヒロ氏がこんなことをつぶやいていた。

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彼の大好物はテキーラと無茶振りだ。強烈な仕事のある方はぜひコンタクトして彼の素晴らしい腕前を確かめて欲しい。

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