インドネシアの学校、学生にハードウェア組み立ての実習を提供するかしこい方法

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

いい話を紹介しよう。インドネシアに、SMKN 3 Mataramという名の専門学校がある。この学校のコンピューターネットワーク技術学科には、種々のハードウェア組み立ての実習を、授業カリキュラムとして行うだけの十分な予算がない。その代わりに、この専門学校では地元自治体とMataram大学から何千ものノートパソコン、コンピューター、LCDプロジェクターの組み立てを受注することを決定した。これにより学生たちは、プロの技術者となるために欠かせないことを直に学ぶことができるのである。

これまでのところ、3年間に渡って2,500以上のノートパソコン、コンピューター、液晶プロジェクターがSMKN 3 Mataramの学生たちの手によって組み立てられた。Kompasが、SMKN 3 Mataramの11年生Dewi Prasetyoの言葉を引用しているが、彼女はすでに約100の電子ユニットを組み立てたという。ひとつの装置を組み立てるのには、通常15分から20分を要する。

学生たちはまた、組み立てた全ての装置に対してプロの「アフターサービス」を提供するよう教えられている。各装置には組み立て作業を行った学生のシリアルナンバーが記載され、不具合品はすべて担当の学生の元へ戻り修理されることになる。

完成した製品は、西ヌサ・トゥンガラ州 にある別の専門学校へ自治体の助成品として販売される。自治体はまた、一部の電子機器を遠隔地の学校へ無償提供もしている。同校はまた、溶接や大工仕事など、他の学部でも同様の奨励授業を行っている。その製造を基礎においた指導プログラムによって、SMKN 3 Mataramはインドネシアの国際レベル専門学校90校に選ばれている。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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