子供の失踪を防ぐために、Beluvvが子供の居場所を把握できるデバイス「Guardian」を開発

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Guardian-Device

親ができるだけ注意深く見守っていても、毎年約800万人もの子供が行方不明になる。Beluwが開発したGuardianというデバイスが、この問題の解決に貢献すると期待されている。

毎年約800万人の子供が行方不明になる。この衝撃的な数字を受け、台湾のスタートアップBeluwが子供の動きを追跡できる小型ウェアラブルデバイスGuardianを開発した。特徴的な点は、同デバイスがBluetoothを使ってスマートフォンアプリと連動し、親があらかじめ設定した場所から子供が離れた際に、ユーザのネットワークを通じて子供を見つけることである。

例えば、Guardianデバイスを身に付けた別の子供が私のBluetooth電波探知機に捉えられると、Guardianのクラウドサーバが直ちにグローバル検索を起動する。いなくなった子供が私のBluetooth電波探知機に捉えられると、私に知らされるだけでなく、私のいる場所が失踪した子供の親にも知らされるのだ。これによって、誰もがほとんど守護天使のようになれるのだ。

同デバイスはBluetoothエネルギー(BLE)技術を利用しており、また、GPSデバイスよりも小さく、軽く、またはるかに省電力であるというメリットがある。
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デバイスとアプリの注文の準備は整っているが、出荷は11月末以降だ。Beluvvは注文見込み数に言及しなかったが、それでも最初のローンチで少なくても1600万台は販売できるとみている。1台当たり29.95米ドルに設定されている同プロジェクトは自己資金で賄われている。

同スタートアップはまた、「Give One Love」という迷子の撲滅を目指したプログラムを考案しており、初めから社会的なスタンスをとっている。Beluvvは、誰かが2台購入する度に、このGuardianを必要とする家庭に無料で1台提供するという。

Beluvvがまだ資金調達の必要性を感じていないのも、製品価格と販売予定数を考えると不思議ではない。しかし、このまま今後のステージでスタートアップとしての資金を獲得できるだろうか?

製品としては、成熟したBluetooth技術やウェアラブルデバイス等のトレンドを取り入れているようだ。ここ数年、SamsungのSmart WatchやFitbitGoogle GlassNike FuelBandJawbone Up等の製品がヒットしたことは事実だ。また他にもFilipTaggWhistleTile等、子供やペットを追跡する素晴しい製品が既に出回っている。

2018年末までにウェアラブル技術がもたらす売上は、180億米ドルに達すると見込まれているため、幾つかのウェアラブル技術が搭載された装置に飛びつく人たちがきっとすぐにでも現れるだろう。素晴らしい製品のローンチは楽しみだが、それよりも製品の潜在的な成長性や、中国のようなより大きなマーケットに参入できることが大きな期待となる。私たちは今後も必ずその点を追跡していくつもりだ。

【原文】