サービスを開始して4年目にさしかかった今日、WeChat(微信)は予想通りアップデートを行った。
前回のアップデート同様Android向けが最初にリリースされ、現時点ではTencent(騰訊)のAndroidアプリ配信プラットフォームMyApp(応用宝)でしか利用できない。(WeChatの最新版をダウンロードするには、まずはMyAppをダウンロードする必要がある。)
現在、Didi(嘀嘀打車、Tencentが支援しているタクシーアプリ開発のベンチャー)、Licaitong(理財通、数日前にリリースされたAlipayのYuebao=余額宝のような投資信託)、Tencentのオンライン販売を行うYixun(易迅)、QQ Coins(Tencentのエコシステムで使えるバーチャル通貨)、映画のチケット、宝くじ券、寄付、電話代や割り勘等の支払いに利用することができる。
バージョン5.2に含まれるその他の新機能は以下の通りだ。
- ・長押しクリックで、ボイスメッセージを漢字に変換できる。
- ・会話中の相手の居場所を表示。
- ・チャット履歴の検索。
- ・グループチャットに招待されるとユーザID通知が届く。
- ・WeChatの友人とすぐに画像の共有が可能。
- ・お勧めのエモーティコンがメッセージ編集中に表示される。
- ・会話中の画像全てが1箇所にまとめられたフォトウォール機能。
- ・新しいデザインのユーザインターフェース。
アップデート:後にリリースされた英語版ではLinkedInとリンクしたり、LinkedInアカウントをユーザプロフィールに載せることができる。
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