
「LittleBits」やソニーが今年6月に発表した「MESH」のように、電子部品のモジュールが入ったブロックを繋げる電子工作キット「SAM」がKickStarterに登場、インターネットに繋がる「IoT」デバイスを簡単に自作できる。
SAMの各ブロックには、タッチセンサー、距離センサー、光センサー、スライダー式のスイッチ、ブザー、サーボモーターなどかあり、これらはBluetoothで接続する。主要なブロックには内蔵電池が搭載されマイクロUSBケーブルで充電する。
これらを組み合わせることで、ラジコンカーやスマートフォンと連携するドアベル、また侵入者を感知するアラームや、Facebookでいいね!されると光るライト、何かに反応する靴、ネットにつながるおもちゃ…などアイデア次第で「SAM」を用いた様々な電子工作が可能だ。
SAMはゼロからコードを書くのではなく、画面上のSAMのブロックをドラッグ&ドロップすることでコードが生成されていくビジュアルプログラミングが可能。iPadのアプリケーションから指でブロック間を繋ぐようにコーディングもできる。
英国ロイヤルカレッジオブアートのデザイナーとインペリアルカレッジロンドンのエンジニア学生によるチームが開発、記事執筆時点で現在もKickStarterでクラウドファンディング中だが、目標金額の5万ポンドは早々に達成している。
含まれるブロックの種類と数によってExplore、Learn、Make、Proのセットに分かれていて、最もシンプルな構成はのExlporeは55ポンド(約9600円)から手に入れることができる。
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