すさまじい躍進を続けるUber:2011年には6000万ドルだった企業価値が今月に入って500億ドルに

SHARE:
Image Credit: Design via Web3Canvas
Image Credit: Design via Web3Canvas

今月末までにUberは500億ドル規模の企業になるかもしれない。同社は停滞したタクシー業界で(今のところ順調に)躍進を続けており、少なくとも最新の噂ではそのように囁かれている。

昨今では、Uberに対する評価額500億ドルの査定はあまり注目を引き付けない。昨年12月、同社は投資前評価額400億ドルでさらに12億ドルを調達したと発表した。そのたった半年前、評価額170億ドルで10億ドルほど調達している。

Uberの天にも届きそうな企業価値の土台にあるのは成長である。2009年以降Uberは世界300都市にまで拡大しており、ここまでタクシー業界以外でも優位に立とうと意欲をみせてきた(物流引っ越し食品配送など)。度重なる規制上の障害や法律上の曖昧さにもかかわらず、ベンチャーキャピタルはこの将来性に魅力を感じてきた。

次はどう出るのか? 株式公開することもできる。または、もう数十億ドルを調達し上場を先延ばしすることもできる。どうなることやら。

以下に、リンク付きで評価額のタイムラインを文字ベースで作ってみたので、ぜひご参照されたい。

2015年5月9日:500億米ドルの評価額で、15~20億米ドルを調達する意向だと報道される

2014年12月4日:400億米ドルの評価額で、アジア進出資金として12億米ドルを調達

2014年6月6日:記録更新となる170億米ドルの評価額で12億米ドルを調達するも、さらに2億米ドルを調達予定

2013年8月22日:35億米ドルの評価額で約3億5000万米ドルを調達

2011年11月:3億3000万米ドルの投資後評価額で3750万米ドルを調達

2011年2月:6000万米ドルの投資後評価額で1100万米ドルを調達

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する