
今月末までにUberは500億ドル規模の企業になるかもしれない。同社は停滞したタクシー業界で(今のところ順調に)躍進を続けており、少なくとも最新の噂ではそのように囁かれている。
昨今では、Uberに対する評価額500億ドルの査定はあまり注目を引き付けない。昨年12月、同社は投資前評価額400億ドルでさらに12億ドルを調達したと発表した。そのたった半年前、評価額170億ドルで10億ドルほど調達している。
Uberの天にも届きそうな企業価値の土台にあるのは成長である。2009年以降Uberは世界300都市にまで拡大しており、ここまでタクシー業界以外でも優位に立とうと意欲をみせてきた(物流、引っ越し、食品配送など)。度重なる規制上の障害や法律上の曖昧さにもかかわらず、ベンチャーキャピタルはこの将来性に魅力を感じてきた。
次はどう出るのか? 株式公開することもできる。または、もう数十億ドルを調達し上場を先延ばしすることもできる。どうなることやら。
以下に、リンク付きで評価額のタイムラインを文字ベースで作ってみたので、ぜひご参照されたい。
2015年5月9日:500億米ドルの評価額で、15~20億米ドルを調達する意向だと報道される
2014年12月4日:400億米ドルの評価額で、アジア進出資金として12億米ドルを調達
2014年6月6日:記録更新となる170億米ドルの評価額で12億米ドルを調達するも、さらに2億米ドルを調達予定
2013年8月22日:35億米ドルの評価額で約3億5000万米ドルを調達
2011年11月:3億3000万米ドルの投資後評価額で3750万米ドルを調達
2011年2月:6000万米ドルの投資後評価額で1100万米ドルを調達
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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