
Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat
Instagramのサービス開始以来最も一般的なフィードバックの方法は写真に「いいね!」を付けることであり、それは動画の導入まで続いた。しかしながら、ブランド側もInstagramをどんどん活用していきたいとしており、コンテンツクリエイター、特に「Instagramのスター」向けにより良いエンゲージメントメトリックを提供するため、ついにInstagramはビデオの再生回数を表示すると発表した(編集部注:原文掲載2月11日)。
「ゴールドジムは筋肉を動かすために Boomerang を使い、Universal Pictures Home Entertainmentは映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」の公開のプロモーションのために「マーキー」広告を使って1日に3種類の動画を配信し、スモールビジネスのOut of Printはストップモーションビデオ広告を流して、ホリデーセールのプロモーションをした」とInstagram は、かつて公式ブログで書いている。
サービスに動画視聴回数機能を追加したのは同社が初めてではない。Twitterが所有するVineも同機能を提供してしばらく経つが、ユーザは自分のプロフィールにその再生回数を追加することもできる。しかし、Instagramは大手メディアであり、Fortuneリスト100のうち98の企業が同サービルを利用しており、膨大な数の人がInstagramセレブになり始めていることを考えると、「いいね!」以上のメトリックを提供することは重要事項である。
内部データによれば、過去6ヶ月のあいだに同サービスの動画視聴時間は40%以上増加しているという。
動画再生回数によってクリエイターは動画インプレッションの統計を把握することができ、「いいね!」の数はエンゲージメントメトリックとして見ることができるだろう。再生数だけではなく「いいね!」を付けた人数、また動画についてのコメントもチェックすることもできる。
この新機能は「今後数週間のうちに」公開される予定で、Instagram7.16バージョンでiOSとAndroidで利用可能だ。同社は今年後半には動画機能についてさらなる変更が加えられると示唆したが、詳細については明かしていない。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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