Appleが、中国の配車アプリ「Didi Chuxing(滴滴出行)」に10億ドルを出資

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以前の Didi Kuaidi(嘀嘀快的)、現在の Didi Chuxing(滴滴出行)は今日、Apple から10億ドルを調達したと発表した。Didi Chuxing がこれまでに受けた投資で最大のものとなる。

今回の出資の数ヶ月前、Apple は中国でのスマートフォン販売の大幅な落ち込みを経験し、中国政府による Apple の2つのウェブストアへの介入から苦難を味わった。

CEO の Tim Cook 氏は、今月後半に中国を訪問すると発表している。当初、この出張は Apple の販売テコ入れや政府介入に関するものと考えられていたが、彼が Didi のオフィスに立ち寄ったとしても驚くことはないだろう。

大きな可能性

今回の新しい提携が、Didi と Apple の両者にとって、どのような意味をもつかは不明だ。Tencent(騰訊)や Alibaba(阿里巴巴)といった、Didi のこれまでの投資家は、決済システム、ソーシャルメディア、その他のウェブサービスに、圧倒的な優位性を Didi に提供している。

今朝発表されたステートメントで、Tim Cook 氏は「Didi は、中国の iOS デベロッパコミュニティで起きているイノベーションを示唆している」と述べ、Apple の他の人たちは「Didi が成長する上で、Didi を支援できるのを楽しみにしている」と述べている。これらのコメントが何を意味しているかは推測の域を出ない(iOS に配車ボタンがビルトインされるとか、ユーザデータを両者で共有するとか、Didi の中国国外の運転手が Apple Maps を使うようになるとか)。

Apple が交通ビジネスに参入するのは、今回が初めてではない。Apple 関連の電気自動車の話は長年にわたりテック界の噂となっており、最近のニュースでは、まもなくリリースを迎える可能性があるとされる。

Didi Chuxing は今回の調達ラウンドをまだ終えていない。このラウンドに他に誰が加わるかを注視したいが、一つ明らかなことは、反 Uber 陣営側に非常に強いプレーヤーがついた、ということである。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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