
Image credit: 福岡市
福岡市、福岡地所、さくらインターネット、アパマンショップホールディングス(東証:8889)の4社は24日、福岡市内で記者会見を開き、福岡市の旧大名小学校跡地に官民協働型スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next」を4月12日に開設することを発表した。また24日から、この施設への入居を希望するスタートアップの募集を開始した。
FUKUOKA growth next の狙いは、端的に言えば、福岡から未来のユニコーンを生み出すこと。スタートアップ間の〝化学反応〟を促進し、一般市民へのスタートアップの認知度を高めるため、施設内には、コワーキングスペース、イベントスペース、カフェ(ハニー珈琲)、スタンディングバー(awabar)、DIY スタジオが開設される。
福岡・天神の TSUTAYA 内にあった Startup Cafe の機能も FUKOKA growth next に移転する予定だ。アイディエーションから企業の登記まで行えるほか、デザイナーを育成する「FUKUOKA DESIGN HUB」、エンジニアを育成する「Engineer Lab. FUKUOKA」なども併設される。また、ベンチャーキャピタル12社が協力しメンタリングを提供するほか、パートナー各社からはサーバやクラウド環境なども無償提供される。
このプロジェクトは福岡地所、さくらインターネット、アパマンショップホールディングスの3社が共同事業者として福岡市に提案した内容が福岡市の公募に採択されたものだ。入居者の募集対象は、スタートアップ、起業予定者、第二創業、スタートアップと提携可能な既存企業・支援企業などで、申込は締め切られる3月10日までウェブサイト上で受け付けられる。

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