マレーシアのナジブ・ラザク首相は、本日(3月22日)の Global Transformation Forum 2017で Digital Free Trade Zone(デジタル自由貿易区、DFTZ)を公式に発足させた。 DFTZ はナジブ首相の政治的取り組みで、このイベントで行われたスピーチによると、彼は DFTZ が「インターネットを基にしたイノベーションを活性化し、マレーシア経済の発展を促…
Wild Digital Conference in 2016 で登壇した、Catcha Group CEO の Patrick Grove氏(左)とマレーシア首相 ナジブ・ラザク氏.
マレーシアのナジブ・ラザク首相は、本日(3月22日)の Global Transformation Forum 2017で Digital Free Trade Zone(デジタル自由貿易区、DFTZ)を公式に発足させた。
DFTZ の主な戦略的投資家は Alibaba(同社の Jack Ma=馬雲会長は Global Transformation Forum 2017で基調講演を行っている)、Malaysia Digital Economy Corporation、そして Catcha Group である。
クアラルンプール・インターネットシティー
Catcha Group は「戦略的パートナー」とともに、クアラルンプール・インターネットシティー(KLIC)と呼ばれるプロジェクトの主要開発者および主要投資家となる予定である。
KLIC は DFTZ の主要なデジタルハブになることが期待されており、クアラルンプールの主要開発地区 Bandar Malaysia に位置する予定である。15年間の目標は500万平方フィート(約46.5万平米)のデジタルハブを建設することで、総開発費は50億マレーシアリンギット(11億3,000万米ドル)が計画されている。
カーナビに頼る必要はもはやない。何故なら AR(拡張現実)技術を活用した車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)が目的地への行き方をホログラフィックディスプレイで映し出すからである。これは WayRay の技術によるもので、同社はコネクテッドカー向けにホログラフィック AR テクノロジーを開発しており、最近になり中国の e コマースの巨人であるAlibaba(阿里巴巴)から投資を受けている。 近年の…
Image credit: WayRay
カーナビに頼る必要はもはやない。何故なら AR(拡張現実)技術を活用した車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)が目的地への行き方をホログラフィックディスプレイで映し出すからである。これは WayRay の技術によるもので、同社はコネクテッドカー向けにホログラフィック AR テクノロジーを開発しており、最近になり中国の e コマースの巨人であるAlibaba(阿里巴巴)から投資を受けている。
近年のコネクテッドカーへの注力に加え、Alibaba Group(阿里巴巴集団)はWayRay の既存投資家とともに同社のシリーズ B ラウンドに1,800万米ドルを投資したことを3月14日に発表した。この投資を受け、このスイス企業は新たな車載 AR インフォテイメントシステムの開発に向け Banma Technologies(斑馬集団)提携した。このシステムではドライバーに対して状況に応じて関連性のある情報を提供し、同乗者に対してはエンターテイメントを提供できる。
ロシアを拠点とする WayRay の研究開発オフィス、コミュニケーション部門責任者の Mary Lapuk 氏は TechNode (動点科技)に述べた。
WayRay は自社研究開発センターとプロトタイプ工場を持ち、HOE(ホログラフィック光学要素)技術に基づく透過型ホログラフィックディスプレイの開発と生産に特化している。WayRay の AR カーナビシステム第1弾であるNavion はこの AR システムにおける鍵である。Navion はホログラフィーを利用したダッシュボードであり、タイムリーに便利なドライビング情報をドライバーの視界に表示する。