CAMPFIREがソーシャルグッド事業を分社化し、新会社「GoodMorning」を設立

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CAMPFIREは4月4日にソーシャルグッド特化型クラウドファンディング「GoodMorning」事業を分社化し、新会社のGoodMorningを設立すると発表している。

GoodMorningは、2016年10月にソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングプラットフォームとしてCAMPFIRE内でサービスを開始した。これまで約1400件のプロジェクトが実行され、2019年3月末時点で累計支援額は約7.3億円。社会課題の解決に取り組む団体や個人が利用者で、約7万人以上が「お金の支援」という形で社会課題解決に参画するきっかけを手にした。

分社化によって迅速な意思決定と柔軟性・機動性を確保し、既存の事業にとどまらず社会変革の担い手を一貫してサポート可能な仕組みを構築、提供することを目指す。

また新会社設立に伴い、事業立ち上げより携わってきた事業責任者の酒向萌実氏が代表取締役社長に、CAMPFIREの執行役員CTOを務める中川峰志氏が取締役に就任する。加えてCAMPFIRE代表取締役の家入一真氏、取締役COOの大東洋克氏が取締役として参画することで、CAMPFIREグループ間の連携、およびコーポレート・ガバナンスの強化も図る。

同社は2020年にこれまでの累計支援者数を倍増させる計画。2019年夏には、クラウドファンディングの個別プロジェクトを「社会問題」の視点から紹介するメディアのローンチも予定しているほか、これまでCAMPFIREが主体となってきた緊急災害支援については今後、GoodMorningが引き継ぐことも公表している。

via PR TIMES

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