話題のポイント: ライブコマースは中国市場で爆発的に普及しています。独身の日セールでは、Alibaba(阿里巴巴)やTencent(騰訊)傘下のEコマースサービスで28億ドル規模のライブコマース経由の購買が行われています。一方、米国市場では中国ほどの売上を上げている印象はありません。たとえば、今では米国世帯の半数がPrime会員に加入しているとはいえ、Amazon Prime Dayにライブコマースが売上を伸ばしているといった話は聞きません。
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 シンガポールを拠点とする VC 企業 EV Growth は、当初目標額の1億5,000万米ドルを超え、2億5,000万米ドルを調達して1号ファンドをクローズした。声明によると、新し…
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。
シンガポールを拠点とする VC 企業 EV Growth は、当初目標額の1億5,000万米ドルを超え、2億5,000万米ドルを調達して1号ファンドをクローズした。声明によると、新しい LP には、アジアのファミリーオフィス複数や Temasek など政府系ファンド2つが含まれる。
初めてとなる年次総会に集まった EV Growth のチーム Photo credit: EV Growth
2018年にローンチした EV Growth は、East Ventures、SMDV(Sinar Mas Digital Ventures)、YJ Capital のジョイントベンチャーだ。業界に特化しない EV Growth は、資金需要に対して VC から供給が十分でないギャップを埋めることを狙いとして、インドネシアをはじめとする東南アジアのスタートアップに成長資金を提供することに特化している。
報道によれば、東南アジアのスタートアップは、2019年の最初の7ヶ月間で86億米ドルを調達した。東南アジア市場は中国資金を魅了しており、テック大手 Alibaba(阿里巴巴)傘下の Ant Financial(螞蟻金融)は、東南アジアやインドのスタートアップを支援すべく約10億米ドルの調達を計画していると報道されている。
ピックアップ:Airbus Partners with Amprius, Leader in High Energy Density Battery Technology ニュースサマリ:シリコンベースのリチウムイオン電池を開発する「Amprius」は2019年10月31日、Airbus Defence and Spaceから資金調達したことを発表している。調達額は非公開。今回の資金をもとに、Am…
Tuk Tuk Hop は、オンデマンドのトゥクトゥク専用配車アプリである。トゥクトゥクは観光客に人気が高く、観光エリアでは主要交通機関のひとつになっている。アプリの利用で外国人利用者は目的地や値段交渉など通訳が必要な場面でのコミュニケーションの難しさも解消。アプリを使うことで目的地や値段交渉の必要がなくなる。既にホテルや旅行代理店と協業しており、今後1日乗り放題サービス(399バーツ〜、1,450円以上相当)や自社の電気トゥクトゥクを展開する予定。
AIRPORTELs は、タイ発の荷物預かり、当日デリバリサービスである。荷物を託し、タイに到着後、初日から手ぶらで仕事や観光を楽しむことができる。ホテルや空港への配送サービスは荷物1個につき199バーツ〜(700円以上相当)、荷物預かりサービスは1日100バーツ(約360円)と非常に安価。どの荷物もリアルタイムで荷物の位置確認ができる上、10万バーツ(約36万4,000円)の保険が適用されているのも安心である。スワンナプーム国際空港とドンムアン空港はもちろんのこと、その他6ヶ所のショッピングモールでサービスを提供している。アジア展開のため、現在プレシリーズ A 調達に向けて準備中。