iPhone12は13日公表へーー最速お届けは10月23日?(2/2)

SHARE:
Apple CEOのティム・クック氏:Image Credit: Apple

前回からの続き)Appleのイベントでは、新作iPhoneの魅力の一部として5Gについて言及することはほぼ確実だろう。また、新しいA14 Bionicプロセッサー拡張現実・写真アプリ用のプロセッサーの搭載発表があると言われている。Appleは当初、インテルの5Gモデムを利用すると言われていたが、途中で問題が生じ、最終的にはインテルは事業そのものをAppleに売却した

その後はQualcomnとの訴訟問題を解消し、Snapdragonシリーズの5Gモデムへの切り替えに成功した。イベントのタグラインには「Hi, Speed」と記されており、Appleが米国やグローバル規模での5Gネットワーク環境だけに拘らない、iPhone全体の「速度」を宣伝文句として強調している。

6月に開催された2020 Worldwide Developers ConferenceにてAppleは、Mac製品もインテルのチップから移行することを明らかとしたが、今回のイベントでの焦点はそうした面ではないだろう。AppleのSiliconベースのMac製品は、今年11月のバーチャルイベントで詳細が明らかになると言われている。今まで、同社は9月のイベントにおいて新型iPhoneやApple Watchに関する製品発表会を開催し、10月にiPadsやMac製品の発表をするのが通例であった。しかし、COVID-19によりイベント開催は数週間ずつずれ込んでいる状況だ。

現時点で、新しいiPhoneの予約は早くて10月16日からだとされている。また、最速の納品は10月23日(編集部注:すべて太平洋標準時間)といわれているものの、いくつかの地域ではiPhone 12 Proに限り製品の販売を遅らせる可能性もあると言われている。Appleは10月のイベントにて、高精度のトラッキングアクセサリー「Apple Tag」・「AirTag」、ヘッドフォンや新しいワイヤレス充電のハードウェアを発表するともいわれている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する