韓国発のハイブランド予約販売EC「d.code」、日韓独をつなぐ物流網を構築——日本での月商が2,000万円突破

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新たに設置された d.code の物流倉庫
Image credit: Encode(엔코드)

<ピックアップ> 엔코드, 독일-한국-일본 글로벌 물류 확장

ハイブランドファッションの予約販売 EC プラットフォーム「d.code(디코드)」を運営する韓国のスタートアップ Encode(엔코드)は、韓国に加え、日本とヨーロッパに現地物流拠点を構築したことを明らかにした。Encode は商品のソーシングを行うヨーロッパの現地物流センターから、韓国や日本へと商品を搬送する物流網を整備し、来年に向け本格的な物流効率化に着手する考えだ。

d.code は予約販売であるため、店舗や工場の在庫問題や衣料ロス問題を解決でき、ユーザに対しては新作を30〜40%の割引で商品を提供する。また、需要予測をブランドに提供することで、コスト削減と共に、廃棄物も減らせる ESG 的なアプローチが評価を受けている。これまでに220億ウォン(約22億円)を調達している。今後、日本のアパレルブランドとも積極的に協業を進める考えだ。

Encode は現在、韓国と日本でサービスを運営している。日本では今年初めにサービスをローンチし、日本国内においては、第3四半期に入り、1ヶ月の売上額が2億ウォン(約2,000万円)を突破したことを明らかにしている。Encode は先月、韓国の NPO Startup Alliance(스타트업 얼라이언스)が開催した、日本市場への参入を目指す韓国スタートアップのデモデイイベント「JAPAN BOOTCAMP」に参加していた

via Platum(플래텀)

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