仮想空間で「実際にランニングできる」Octonic、トレッドミル対応のQuest2対応VRアプリ

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「Octonic VR」
Image Credit: Octonic

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

VRアプリを開発するOctonicは11月25日、トレッドミル対応のVRアプリ「Octonic VR」を公開している。Meta Quest 2とMeta Quest Proに対応しており、早期アクセス対象のアプリライブラリ「App Lab」および「SideQuest」から入手可能。価格は14.99ドルで、体験するためにはMeta Quest 2ヘッドセットの他にトレッドミルが必要。

彼らが提供するのは仮想空間を「実際に」動き回って移動したりランニングしたりできる体験だ。コントローラーは必要とせず、ハンドトラッキングで仮想空間上のトレッドミル・コントロールパネルを操作し、仮想的なジョギングの開始や停止、ペース調整ができる。

同社の説明によると、彼らの独自アプリの制御でVRがトレッドミルの動きを再現するとしている。また、市販されているトレッドミルの99%に対応しており、非対応の場合でもQuest2に標準装備されているパススルー機能(アウトサイドカメラで外部の様子を確認できる機能)を使って操作ができるとしている。

「Arena」
Image Credit: Octonic

ステージとして大自然の中を探索する「Coves and Canyons」と、トラックコースを世界中のランナーや友人(最大7名)と一緒にランニングできる「Arena」があり、仮想空間世界についても現在準備中となっている。

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