衛星データ活用農業支援のSAgri、SBテクノロジーと資本業務提携——農業DX推進で協業

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Image credit: Sagri

衛星データを活用した農業支援プラットフォーム「SAgri(サグリ)」を提供するサグリは21日、ソフトバンクの連結子会社で ICT サービスを提供する SB テクノロジー(略称 SBT、東証:4726)と資本業務提携を締結したと発表した。この提携に伴い、SAgri が SBT から調達した資金額については明らかにされていない。これより前、SAgri は昨年6月、リアルテックファンドなどから1億5,500万円をシード調達している。

SBT は、各種法人・官公庁・自治体向けに多数の案件を手掛けており、2014年からは官公庁向けに、農地情報公開システムや農林水産省共通申請サービスの開発・運用など、農林水産省が推進する国民向けサービスのデジタル化を支援してきた。また、SBT は2017年に農業資材比較サービス「AGMIRU」をローンチ、その後、リデンと共同でリニューアルし、現在は農業経営支援プラットフォームとして、多岐にわたる機能を提供している。

今回の提携を受けて、両社は公共分野の衛星データ活用や AI・区画技術に関する業務における事業連携、「みどりの食料システム戦略(農林水産省の食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を狙うイノベーション戦略)」に基づく技術革新に向けた取り組み、相互の顧客基盤やノウハウの活用による事業機会の創出、相互の人的交流による人材育成などで協業する。

via PR TIMES

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