※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。
日経が今朝(原文掲載日:8月5日)早くに報道したところによると、東京を拠点に、名刺を元にした CRM ソリューションを提供する Sansan は、トヨタ自動車と三井住友銀行が支援する未来創生ファンドから42億円を調達した模様だ。この投資には、DCM Ventures と Salesforce.com も参加した。
Sansan は、今回調達した資金を使って、アジア市場、中でもインドやシンガポールで、同社の名刺管理アプリの事業拡大を加速するとしている。同社は先ごろ、フリーミアム名刺管理アプリの「Eight」について、企業顧客に求人情報や広告を Eight のタイムラインに挿入させることで、マネタイズする手段の確保に到達したことを明らかにしている。
今回の調達に先立ち、Sansan は昨年1月、シリーズ C ラウンドで DCM Ventures、Salesforce Ventures、ニッセイ・キャピタルなどから1,680万ドル(約20億円)を調達している。
<関連記事>
- クラウド名刺管理のSansanがDCMなどから14.6億円の資金調達を実施
- 名刺管理サービスのSansanがシンガポールでローンチ、東南アジアでの英語版サービス展開を加速
- 〈東京スタートアップ・オフィスツアー〉名刺管理のSansanが新オフィスに移転、「どこでもスキャン計画」でユーザの利便性を向上
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する