インドネシアなどの国でも人気を博している米発のクローズドSNSのPathが、米国時間の2013年8月12日に、サードパーティー製スマートフォンアプリとのAPI連携を発表した。
世界中のスマートフォンアプリの中からAPI連携先として選ばれたのは、Nikeの提供するNike+ Runningや、WordPressといったサービスに加えて、いくつかの写真・映像アプリが選ばれている。
その中に、日本のアプリからパペルック株式会社の「papelook(パペルック)」 とTokyo Otaku Modeの「Otaku Camera」、株式会社FrogAppsの「Miil(ミイル)」などが選ばれている。Pathに投資しているDGインキュベーションは、パペルック、Tokyo Otaku Modeに投資している。
今回のAPI連携により、papelookとOtaku Camera、Miil等で作成した写真や画像データを、Pathに直接投稿できるようになった。この結果、従来のソーシャルネットワークに投稿し、幅広く共有するスタイルとは別に、親しい友人や家族など身近な人たちにだけ共有するというクローズドなスタイルでの投稿が、それぞれのアプリからも行うことが可能となった。
これまで、Pathに写真を投稿するためには、Path内で写真を撮影して投稿するか、外部アプリで撮影した写真をPathを立ち上げて投稿する必要があった。API連携により、外部アプリから直接投稿ができるようになったことにより、こうしたわずらわしさが少し解消され、ユーザーのPath内でのアクティビティが増えるかもしれない。
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