クラウド請求管理「MakeLeaps」が 「YAYOI SMART CONNECT」と連携開始、2015年はサービス連携を強化

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1.ML_連携アプリ表示画面

確定申告シーズンを前に、確定申告を行う必要がある人にとっては嬉しい報せが届いた。

先日連携を発表した「misoca」に続き、クラウド型見積・納品・請求管理ソフト「MakeLeaps(メイクリープス)」が、弥生が提供するクラウドサービス「YAYOI SMART CONNECT(弥生スマートコネクト)」との連携を発表した。連携サービスの提供は12月24日からスタートする。

「MakeLeaps」といえば先日、マドリードに本拠を置く IE Business School と慶応大学メディアデザイン研究科(KMD)が、共同で東京の起業家に向けて開催したピッチイベント「Venture Day」で優勝したことが記憶に新しい。

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今回の連携により、MakeLeaps上の請求書データが売掛金データとして「やよいの白色申告オンライン」、「やよいの青色申告オンライン」に自動で取込、仕訳が可能となる。

請求書データは、管理画面からクライアント名や発行日などでソートし、一括送信できるため、一定期間分の仕訳作業が一度で完了する。MakeLeapsユーザは記帳の手間が省け、手入力によるミスや漏れなどを防ぐことが可能になる。

3.YSC_仕分け確認画面

事務作業や経理作業に費やす時間の削減、バックオフィスの自動化をしていくためには、他の業務系サービスとの連携が不可欠。来年はCRMシステムやオンライン決済サービスとの連携、APIのリリースなどを通じ、他社とのつながりを強化。さらに多くの企業や個人事業主の事務作業や経理作業の効率化に貢献していく方針だという。

MakeLeapsは2014年それほどニュースがなかったが、今回のリリースにあたり取材を行ったところ、2014年は他社との連携のために技術面の整備を進めるなど仕込みの年だったとコメントしていた。MakeLeapsは来年の前半にいくつかリリースを仕込んでいるとのことなので、その発表を待ちたい。

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