筋電義手を開発しているハードウェアスタートアップ、イクシーが最新モデルの筋電義手「HACKberry」のデザインデータを公開した。
「HACKberry」は、日常的に使用する筋電義手の実用モデルとするために開発を進めているプロダクト。ユーザが日常的にこのプロダクトを利用することで、どのような課題があるのかを発見し、それらを改善していくため、イクシーは「HACKberry」をオープンソース化した。
こちらは現時点の「HACKberry」の映像だ。
イーロン・マスク氏がHyper Loopという高速移動システムをオープン化したように、オープンソース化することで、世界中の開発者によって筋電義手の開発を加速させようというイクシーの動きは、「オープン・イノベーション」とも呼べるだろう。
イクシーは世界的なコミュニティを育てながら、筋電義手「handiii」と3Dプリント義手の分野を進化させていこうとしている。
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