KDDIとVCグローバルブレイン、6600万米ドルの資産で世界的なスタートアップの輩出を目指す

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

KDDIは、50億円(約6600万米ドル)の資産を持つその新しい投資ファンドで、日本、アジア、アメリカのモバイル系スタートアップに焦点をあてていくことを発表した。

ファンドは、日本のベンチャー企業のグローバルブレイン(国内のISPとポータルサイトのNiftyと協賛してきた)が管理し、有価証券事業のための機会と共同経営を開発する。シンガポールを将来的なアジアにおける活動の中心地として見ており、シンガポール国立大学アントレプレナーシップセンターと手を組んだ。

「現在、我々はスマートフォン関係部門で実績のあるサービスや技術を持つスタートアップを探しています。アプリ事業だけでなく、広い意味でKDDIと生態系を作り出せるような事業を探しています。現在はアメリカ、シンガポール、中国、韓国、 台湾でのチャンスをうかがっています。既にこれらの国々の企業と話をしました。インド、インドネシア、ベトナム、マレーシアといった他の地域でも良いスタートアップが生まれていることも認識しています。」

KDDIの代表者は我々に対して、そのファンドが起業支援プログラム『無限ラボ』(企業が新しいアプリをスタートすることを支援)に直接関係がないとは言っているものの、無限ラボの会社は誰に対しても開かれているため、この新しいファンドを通して投資される可能性もあるという。

それを踏まえ、もしあなたが起業する気のある若者ならば、グローバルブレインは現在ウェブサイトで申し込みを受け付けている。関連した話では、J-Seed Ventureはが先日東京でベンチャージェネレーションと呼ばれる新しいインキュベーション施設を発表した。彼らもまた現在エントリーを受け付けている。

画像: ciaociao on Flick

【via Penn Olson】 @pennolson

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