IM(インスタント・メッセージ)アプリが盛況で、数多くのIMアプリがユーザの気を引こうと一生懸命だ。そんな中、私たちは、MessageMeというまた新たなIMアプリを紹介された。同アプリはメッセージアプリの利用の仕方を再定義したと言われている。
MessageMeの開発者によると、同アプリはこれまでにMessageMeをダウンロードしたユーザのテキストメッセージを大きく変えたと言う。現在ベータ版で運営されている同アプリは、単なるテキストメッセージアプリではないことを約束している。
おそらく、その他のすでに確立されたメッセージアプリにヒントを得たと思われるが、MessageMeでは、写真や動画、音声、音楽を送信することができる。スタンプ機能も今後加わる機能で、同アプリの開発者らは送金サービス(例えば、BBM Moneyのような)も活用しようと計画しているようだ。だが今のところ、この2つの機能はグレーアウト表示になっている。
MessageMeは、1対1のチャットおよびグループチャットに対応している。同サービスでは、アドレスブックやFacebookアカウントから連絡先を取り出すことができる。また、友達があなたを連絡先に加えるために使える「PIN(認証番号」をくれる。私はこのPINがあまり好きではない。eメールアドレスや電話番号に加えて、さらにまた別の番号をメモしなければならないからだ。
私がMessageMeのサービスで良いと思うことは、手書きの絵が送れることだ。これは、有名メッセージアプリのほとんどが現在提供していない機能だ。この機能を使えば、登録連絡先もしくはグループに手書きの絵を送ることができる。また、「場所情報」の送信機能もあり、現在地、もしくはデバイス内にある地図で選んだ場所を送ることができる。これは、友人や取引先との待ち合わせ場所やミィーテング場所を決めるのに役立つだろう。
これ以外では、同アプリの開発者らはMesseageMeが「その他多くの同じようなメッセージアプリとは異なり、電池をあまり消耗しない」と保証している。
もちろん、ここで問題なのは、IMアプリ市場がすでに飽和状態になりつつあるのかということだ。私はそうとは思っていない。Facebook Messengerでも、理論的にはおよそ10億人ユーザの市場を持っているし、その他のアプリも成功している。
だから、ユーザにとって価値あるサービスを提供しているかどうかが問題だ。そして、いかに早くグループやネットワークを登録させるかにもよる。例えば、私たちの編集チームはコラボ作業に利用するIMアプリをWhatsAppからLINEに変えた。というのは、LINEは同時利用ができ、マルチデバイスに対応しているからだ。ユーザにとってユニークなセールスポイントをMessageMeが提供すれば、同アプリは容易にトラクションを得ることができるだろう。
MessageMeは先日、香港時間の午後6時に、iTunes App Store、もしくはGoogle Playでローンチされた。
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