中国人消費者の40%はウェアラブル技術を耳にしたことがあっても、ブランド名までは知らない

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Image credit: uTest
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Baidu(百度、NASDAQ:BIDU)は、ウェアラブルデバイスに関して中国の消費者に行ったフォーカスグループの調査結果を昨日発表した。スマートウォッチやその他のウェアラブル技術が出現し始め、間違いなく中国では顧客獲得合戦が繰り広げられることになるだろう。しかし、その市場が成長できるほど現地の体制は整っているのだろうか?

Baiduが3ヶ月にわたりインタビューした40人以上の回答者のうち、40%はウェアラブルデバイスについて聞いたことがあり、かつ男性のほうが女性より高い確率でそうであった。しかしそれらのデバイスに何ができ、どう動作するのか、についての回答者の理解はまだ比較的浅かった。またその多くは、現在市場に出ている特定のブランドやモデルについての認識がなかった。

同レポートでは、潜在顧客は3つのカテゴリーに分類されている:テクノロジーに精通した人、専門家、そして娯楽志向の人。テクノロジーに精通している消費者はマーケティングに左右され難く、製品スペックにより関心を持っているので、一番売り込むのが難しい。専門家には、特定の運動のための小さなデバイスを欲しがるアスリートやフィットネスに熱心な人たちが含まれている。3つ目のグループは、見た目が良く、楽しめる物を欲しがる。

では、中国がウェアラブルデバイスを受け入れる準備は整っているのだろうか?整っていると思っている人もいるようだ。Shanda(盛大)の子会社GEAK(果壳)は、Android対応のスマートウォッチを7月にローンチし、驚異的な数量とは言えないが、その後毎月3万個を販売しマーケットがあることを証明している。すでに、Jawbone UpのパクリであるCodoon Sports Bracelet(咕咚運動手環)など海外のクローン製品も出始めている。

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