「創業時のペパボに似てるんです」ーー元GMOペパボ取締役の進浩人氏、BASEのCOOに就任

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BASEが順調な成長とともに次のステップを発表した

中でも興味深い話題がGMOペパボ(前社名はpaperboy&co.)の元取締役、福岡支社長で2014年3月21日の株主総会にて退任していた進浩人氏をCOO(最高執行責任者)として迎え入れたことだ。同じく取締役として同時に退任をした吉田健吾氏同様、その後の去就にごく一部から注目が集まっていた。

同氏は福岡のシステム会社でエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、大学生時代から知り合いだった家入一真氏らが創業したpaperboy&co.に2003年頃に参加。同社の礎を築いたレンタルサーバー「ロリポップ」や、そのオプションとしてのECカート機能「Color Me Shop! pro(現:カラーミーショップ)」の開発に長らく携わった人物だ。

福岡のイベントで高島氏とセッションに参加する進氏(左:高島市長、右:進浩人氏)

<参考記事>地方で起業にチャレンジする現実

進氏は「僕がペパボに入った頃はまだ10人ぐらいでした。あの頃はオプション時代のColor Me Shop! proやムームードメインなんかも開発してる頃です。そこからECも本格的にやろう、ということになって東京に移転し、部署を大きくしたりしてましたね」と振り返る。

ただ、今回移籍する先のBASEはこの古巣の事業と大きく被る部分もある。2013年3月21日の株主総会での退任前後には全く移籍については考えていなかったという進氏に対し、オファーを出したのはBASE代表取締役の鶴岡裕太氏だった。

「(ペパボの)取締役を辞任することを決めた頃、いくつかそういうお誘いを受けることはありましたが、退任するまでは何も考えてませんでした。鶴岡さんの依頼を受けようと思ったのは、そうですね、創業時のペパボと近い空気感というか、そういうものを感じたからです。もちろん、古巣に対する気持ちもあってかなり悩みました」(進氏)。

ちなみに家入氏とはしばらく会っていないそうで「軽くおいでよとは言われましたけど、それぐらい」なのだとか。

では進氏はCOO(最高執行責任者)として具体的にはどのような役割を果たすのだろうか。6月には福岡から東京に移転し本格的に稼働を開始するという進氏。

「まだ調整中ですが鶴岡さんには外向けの活動をやってもらいながら、私は社内向けのことをやることになると思います。スピードを上げるための組織作りやマーケティング、カスタマーサポートなどですかね」(進氏)。

現在20名弱のBASEは進氏が参加したころの創業期のペパボと被る。BASEが今後どこまで成長するのか想像している世界を聞いたところこんな風に回答してくれた。

「具体的に数字がみえてるわけじゃないんですが、BASEが人々がものを買うという毎日のやりとりの一部になるんじゃないかなという想像はあります。BASEで買ってるとすら思わない、そういう世界観です。

コマースというのはモールもあれば、お店を大切にするようなタイプもあるし、BASEのようにインフラのようなものもあってまだまだその姿は多様化していくはずです。BASEではそこに必要なチャレンジを続けたいですね」(進氏)。

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