政治、行政分野のスタートアップ支援を:GovTechファンドで行政スタートアップを後押しする

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Image by Dale Harvey on Flickr
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<ピックアップ>$23 Million Govtech Fund Opens for Business

さまざまな分野への投資が盛んですが、海の向こう側では、GovTechと呼ばれる分野への投資が盛んになってきています。GovTechとは、いわゆる政府関係のテクノロジーの発展を目指す企業などです。市民活動の支援、Code for Americaなどに代表されるシビックテックの分野の人たちのマッチング、行政のソーシャルメディア支援などが該当するのではないでしょうか。

記事によると、2300万ドルのGovtech Fundが立ち上がり、Ron Bouganim氏がマネージャーを務めるとのこと。すでにMindMixerやSmartProcureといった企業に投資しており、15から20社、一社平均50万ドル程度、とみられています。

日本でも、近年ではネット選挙の解禁、Code for JapanやOpen Knowledge Foundationなど、シビックテック、オープンデータといった分野の盛り上がりもみせています。他にも、国立国会図書館のデジタルアーカイブといった分野、図書館のあり方なども議論もされており、そうした分野で新しいサービスを提供する企業がでてくると同時に、それらを支援するファンド登場も求められてきそうです。

via Governet Technology

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