愛知県・名古屋に拠点を構えるスタンドファームが開発するクラウド請求管理サービス「Misoca」の登録事業者数が4万を突破した。
「Misoca」は昨年10月に約7000万円の資金調達を実施しており、そのときの発表では登録事業者数は2万強だった。約半年ほどの期間で登録事業者数を倍に成長させたことになる。
勢い良く成長している「Misoca」には2つの追い風が吹いている。ひとつは先日クラウド会計サービス「freee」が発表していたプロダクトの新構想でも触れられていたビジネス環境における電子化を促進する動きだ。
クラウドサービスのひとつである「Misoca」も、この流れにのってさらに登録事業者数を増やしていくことも可能だと考えられる。もうひとつの追い風は、今回の発表に合わせて公開された地元の有名企業、中日ドラゴンズが導入しているという事例だ。
地方でスタートアップを増やそうという動きが生まれているが、まだまだスタートアップは多くない。地元で名前が知られる企業と地方スタートアップが提携することは、その地域において信頼を獲得していく上で有利に運ぶ面もあるだろう。
地方発スタートアップとして活躍しているスタンドファームが、今後どのように成長していくのか、楽しみだ。
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