ソラコムが海外120の国と地域に拡大、利用事業者のシームレスな海外展開を可能に

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ソラコムが発表した海外対応SIM。国内版の青色と違い「黒SIM」となる

「モバイル通信のクラウド化」を推進するソラコムは7月13日、同社が提供するIoT通信プラットフォーム「SORACOM」のグローバル対応と実証実験キット「SORACOM Global PoC キット」の販売受付を開始すると発表した。1枚のSIMで利用可能な国と地域は120以上で、データ料金についてはそれぞれ設定されたゾーンによって1MBあたりの転送量が0.3ドルから5ドルとなっている。詳しい料金体系はこちらを参照されたい。

PoC(Proof of Concep、実証実験)キットの料金は49800円で、これには「SORACOM Air」グローバル対応SIMカードが30枚、基本料金6カ月分に加えてデータ通信料300米ドル分が含まれる。なおPoCキットの購入は実証実験実施後のソラコムに対するフィードバック協力を前提としている。

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対応する120の国と地域(資料提供:ソラコムリリースより)

ソラコムはこれまでNTTドコモの仮想移動体通信事業者(以下、MVNO)として第三者にモバイル通信サービスを提供してきた。今回はこれと同様の方法で海外の複数キャリアと提携し実現したもの。同社代表取締役の玉川憲氏に確認したが、具体的なキャリア名については秘密保持等があるため明らかにはできない、ということだった。

海外利用時にもこれまで提供されてきたデータ通信管理の「SORACOM Air」やデータ転送サービス「Beam」など、国内で利用できていた各種サービスがそのまま使える。つまり、これまでSORACOMを使ってサービス展開してきた事業者、例えばSORACOM SIMを刺したスマートロックなどのサービス・ハードウェアはそのまま、シームレスに海外展開することができる。

 

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