本稿は東京都が主催し、Beyond Next Ventures株式会社が運営する創薬系ベンチャー育成支援プログラム「Blockbuster TOKYO」による寄稿転載。医薬品/創薬、医療、創薬支援/受託サービスなどを手がけるベンチャー、起業家を対象に昨年6月から選抜・育成プログラム運営している。3月27日には成果を披露する「ビジネスプラン発表会」を開催予定 前回からの続き。本稿では発表会に先立ち、…
本稿は東京都が主催し、Beyond Next Ventures株式会社が運営する創薬系ベンチャー育成支援プログラム「Blockbuster TOKYO」による寄稿転載。医薬品/創薬、医療、創薬支援/受託サービスなどを手がけるベンチャー、起業家を対象に昨年6月から選抜・育成プログラム運営している。3月27日には成果を披露する「ビジネスプラン発表会」を開催予定
Square と言えば、小売店がモバイル端末を使ってカード決済できる中核サービスが有名だが、サンフランシスコを本拠とする同社は現在、小規模事業の集約を目指しており、多くの小売関連分野に参入している。その製品の1つが「Square Online Store」である。これはもともと2013年に Square Market としてローンチされたもので、小売店が基本的な e コマースストアをセットアップできる無料サービスだ。
Square とすでに取引のある小売店にとって、この Online Store は、オンラインに簡単に進出して多くの商品を販売するサービスとして機能した(決済を行うのは当然ながら Square)。だが実際には、初のオンライン店舗をローンチするのに誰でも使用できた。しかし Square Online Store サービスは単一ページしかなく、他の e コマースツールとの意味のある統合もできなかったことから、使用範囲が限られていた。
KrAsia が最初に報じたように、インドネシアのコングロマリットが所有するデジタルウォレット OVO が、オンラインレンディングの分野で実績を残すべくインドネシア拠点の P2P レンディングサービス Taralite を買収した。 買収手続きは2月に完了したと言われているが、契約条件については明らかにされていない。 Taralite の設立者である Abraham Viktor 氏は、この買収劇…
Image Credit: Taralite
KrAsia が最初に報じたように、インドネシアのコングロマリットが所有するデジタルウォレット OVO が、オンラインレンディングの分野で実績を残すべくインドネシア拠点の P2P レンディングサービス Taralite を買収した。
買収手続きは2月に完了したと言われているが、契約条件については明らかにされていない。
Taralite の設立者である Abraham Viktor 氏は、この買収劇について以下のように語っている。なお、Viktor 氏は買収後も同社 CEO に留まる予定だという。
OVO に参加する主な理由は、この合併で Taralite が手掛ける融資サービスの多様化、そしてより大きなスケールを実現できると考えたからです。
今日まで OVO は、Grab と Tokopedia の両方に統合したサードパーティのウォレットとして機能していた。Taralite のオンラインレンディング機能を追加することで、OVO は自社のエコシステム内において買物客や業者にお金を融資することが可能となる。
Viktor 氏はこのように語った。
この取引以前は、Tokopedia で OVO の「後払い」オプションをサポートしていました。弊社は昨年から OVO と連携しているので、この合併は実にタイムリーです。