QueQ:行列に並ぶのが不要になる、タイ発の入場待ち整理券発行アプリ【CyberAgent Pitching Arena登壇社紹介】

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本稿では、5月25日にサイバーエージェント・キャピタルがオンライン開催する「CyberAgent Pitching Arena」の登壇スタートアップ10社9社を順にご紹介します。

サイバーエージェント・キャピタルは世界各国に持つグローバル拠点ネットワークを活かし、東南アジアのスタートアップと国内外の有力ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家を繋ぐことを目的として、CyberAgent Pitching Arena を半年に一度開催しています。

2019年にジャカルタで開催した海外版「Monthly Pitch」、2021年1月に開催した第2回目となる東南アジア版「Monthly Pitch Asia」に続き、2021年9月に開催された第3回から「CyberAgent Pitching Arena」になりました。

  • 日時:2021年5⽉25⽇(水)15:00~17:00 (オープニング・10社のピッチ)
  • 場所:オンライン(ZOOM)
  • 言語:日本語・英語
  • 観覧方法:審査制(観覧応募フォームよりお申し込み)
  • 観覧応募締め切り:5月24日(火)18時

QueQ

Image credit: QueQ

レストラン、店舗、テーマパークなど、消費者向けのサービスで長蛇の列ができることは、人気や評判のバロメーターと言える。しかし、あと何分、いや、何時間経てば入れるのかわからない行列に並ぶのは苦痛でしかないし、事業者側にとっても、潜在客を取りこぼすことで事業機会を失っている可能性がある。限られたリソースで、客の需要を平準化して取り込めることが理想的だ。

QueQ は、ユーザが今いる場所から2km以内のレストランや店舗などを事前予約でき、オンライン整理券が発行され、自分の順番が近づくとお知らせが届くアプリだ。店舗は客のデータを取得することができるため、顧客行動のビッグデータ取集や後のマーケティング活動にも利用が可能だ。2019年には福岡市内に日本法人を設立し、市場参入を図っている。

新型コロナウイルスの感染拡大から、密を避けるソリューションとして、大使館のビザ延長の対応待ち、ワクチン接種会場の入場事前予約などにも活用されるようになった。タイでは、国立公園への入場にあたり QueQ で事前のチケット購入を求めることで、自然保護の観点から1日あたりの入場者数を制御することも可能になっている。

2016年に開催された Tech in Asia Jakarta のピッチバトル「Arena」、2017年にバンコクで開催された SPARK Demo Day2020年に大阪で開催された「Get in the Ring」の予選ミドル級でそれぞれファイナリスト、2019年に台北で開催された「Meet Taipei(創新創業嘉年華)」で SparkLabs Taipei 賞、2020年に那覇で開催された Okinawa Startup Festa 2020 で Startup Pitch Awards【OIH 賞】を受賞。

2015年に設立された同社は、これまでに Google のアクセラレータ「LaunchPad」、タイの通信会社 True のインキュベーション部門「True Incube」、韓国の Bon Angels Venture Partners から合計290万米ドルを調達している。

日本のスタートアップであるアクアビットスパイラルズのマルチペイメント機能「PayChoiice(ペイチョイス)」とも連携していて、O2O(online merges with offline)の機能も兼ね備える。

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