WordPressを運営する Automattic社、コマースサービスを開発するWooCommerceを買収

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Image by Mykl Roventine on Flickr
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<ピックアップ>WordPress Parent Automattic Buys WooCommerce | Re/code

ブログやウェブページの制作などに使われるWordPressを運営する Automattic社が、eコマースツールのソフトウェアを開発しているWooCommerceを買収した、と報道されています。

つい先日にはAutomattic社は1.6億ドルの資金調達を行い、11.6億ドルのバリエーションと評価されたばかり。資金調達した資金をもとに、今回の買収を行ったようです。

では、今回の買収をどう見据えているのか。Re/Codeの取材内容などから察するに、ショッピングサイト向けのさまざまな開発を展開していく、とされています。いわば、WordPressを簡単にオンラインストアにできる、というものだ。記事を投稿するように商品を追加し、支払いはPayPal、StripeやAmazon Paymentもできる。配送から在庫管理、などさまざまななツールが揃っている。

WooCommerce 2.0 from WooThemes on Vimeo.

筆者の推測だが、昨今話題な「購入ボタン」などのコマースへ直結するサービスを展開するのではないでしょうか。

プラットフォーム側であるWordPressが流通やコマースを展開するために必要なシステムを導入することによって、ウェブサイトとコマースサイト、発注から配送までを行うことができれば、かなり大きな存在になれると筆者は考えます。

コマースのインターフェイスの充実と購入したいと思ったその場で購入できるためのユーザ体験をどうデザインするか。このあたりは議論になってきそうです。

via Re/Code

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