〈東京スタートアップ・オフィスツアー〉ピッチコンテスト獲得賞品であふれる、クラウド会計freeeの新オフィス

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

本稿は、「東京スタートアップ・オフィスツアー」シリーズの一部だ。

freee は、クラウドベースの会計ソリューションを提供する東京のスタートアップだ。昨年12月には5,000万円、7月にはシリーズAラウンドで2.7億円を資金調達したのを取り上げた。同社は最近オフィスを移転したので、今後の計画について、CEOの佐々木大輔氏とCOOの東後澄人氏に話を聞いて来た。

freee は今月初め、東京のスタートアップであるユビレジと提携し、freee の会計プラットフォームをユビレジのクラウドベースの POS システムに連携した。今回の連携により、小売業やレストランオーナーは、日々の締め処理から会計まで、一連のバックオフィス業務を自動化できる。このようなサービスの活用により、事業をしている人々は時間を節約し、お客によい体験を与えることに注力できるようになる。

日本では、大企業のみならず、中小企業でもクラウドサービスの普及率が高くありません。クラウドサービスを使えば、ユーザは簡単に最新のソリューションを手に入れることができます。日本のビジネスシーンのパラダイムを変えるには、我々は単なるクラウドサービス以上のものを提供する必要があります。日本市場で特別な何かを作ることができれば、それは世界市場の頂点に立てることを意味します。

従来、中小企業のオーナーは、バックオフィス業務のためにソフトウェアを購入する際、高いライセンス料を払えないので廉価版の購入を余儀なくされました。つまり、大企業では利用できているソフトウェアの全機能を、利用できない会社が多く存在したのです。これはバカげた話で、私たちは中小企業をルーチンワークから解放し、よりクリエイティブな仕事に時間が使えるようなソリューションを作りたかったのです。

freee のチームは追加機能を開発中だが、会計に詳しくない人でもサービスを使い続けられるよう、シンプルさを保つことに注意を払っている。将来的には、所得税申告や給与計算の自動化など、複数の機能を追加する予定だ。

freee の12人のチームのうち7人はフルスタック・エンジニアだが、モバイル開発からサーバメンテナンスまで、多くの問題に充実できるエンジニアを募集している。興味のいる読者が居れば、同社の人材募集ページから連絡してみるといいだろう。

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