翻訳効率化ソリューションの八楽、コニカミノルタとの協業で外国人労働者向け多言語マニュアル・プラットフォームに翻訳エンジンを導入

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.1.30

AiLingual を使って、オペレーションの説明を受ける松屋の外国人従業員
Image credit: コニカミノルタ

昨年9月、THE BRIDGE では翻訳ソリューションを提供するスタートアップの八楽が大企業3社と資本業務提携したことをお伝えした。大企業3社のうちコニカミノルタ(東証:4902)とは、同社が世界5拠点に展開する新規ビジネス開発組織「Business Innovation Center(BIC)」と協働し、両社が持つ得意分野を掛け合わせ、多言語ドキュメントソリューションの開発に着手するとのことだった。

コニカミノルタは30日、外国人労働者向けの多言語マニュアルを作成・共有できるプラットフォーム「AiLingual(アイリンガル)」を発表、この中に、八楽が開発した機械学習を組み込んだ翻訳エンジンの機能の一部が搭載され、AiLingual の多言語機能を提供することが明らかになった。

AiLingual はすでに、牛めしチェーンの松屋やコーヒーショップを展開するプロントなどに試験導入されており、実際の現場での外国人労働者のオペレーションマニュアルのプラットフォームとして活用されている。マニュアルがオンライン共有できるだけでなく、「作る」「訳す」「共有する」が一気通貫で行え、特に、八楽の強みである機械学習機能により、事業者独自のオペレーションに関わる独特な表現についても翻訳がスムーズに進む。20カ国語への機械翻訳に加え、翻訳者による翻訳も依頼が可能だ。

昨年12月に報じた、ウェブサイト多言語化環境「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー)」を開発するミニマル・テクノロジーズでも、凸版印刷と提携して、小売業や自治体などに翻訳サービスを含めたオフラインメディアの多言語サービスを提供するとしていた。インバウンドのみならず、外国人労働者の増加に伴って、この種のサービスの需要はさらに高まることが予想される。

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