スタートアップ・アクセラレータStarBurst(スターバースト)、第4回デモデイを開催——7チームが登壇、空席情報収集の「VACAN」が優勝

by THE BRIDGE編集部 THE BRIDGE編集部 on 2018.2.21

StarBurst 第4期輩出のチームの皆さん
Image credit: Protostar / Aoi Haruna

StarBurst(スターバースト)」は、東京を拠点に、プロトスターが運営するシードアクセラレータだ。Starburst は16日、都内で4回目となるデモデイを開催し、7社がピッチを行なった。本稿では、入賞者を含む全チームのサービスやピッチの内容についてランダウンでお伝えする。

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【優勝】【オーディエンス賞】【セールフォース賞】【ネットプロテクションズ賞】VACAN by VACAN

VACAN は、トイレが使用中かどうかや小売店舗の混雑情報など、ありとあらゆるリアルタイム空席情報を収集し提供するスタートアップだ。マニュアル入力、センサー、さらに人工知能を組み合わせることで空席情報を取得。ウェブブラウザはもとより、街中のデジタルサイネージ、開発中のネイティブアプリなどで情報提供する。現在は空席検索プラットフォーム「Vacan」と、トイレ空席検索アプリ「Throne」を開発中。

2016年9月には、「東急アクセラレートプログラム」第2期デモデイで NewWork 賞を獲得している。

【準優勝】Orbital2 by BRAIN MAGIC

デジタルハリウッド大学院出身の神成大樹氏らが設立した BRAIN MAGIC は、イラストレーターや映像クリエイターのための作業効率化デバイス「Orbital2(通称O2)」を開発している。2017年10月に MAKUAKE でクラウドファンディングを実施、100万円の目標額に対し750万円超の資金調達を達成した。今年に入って、ラスベガスで開催された Consumer Electronics Show に出展、海外への市場展開も視野に置いている。

【3位】【Amazon Web Service 賞】SUNBLAZE OS by アメグミ

アメグミは、スマートフォン向けにミニマルな機能を提供する OS「SUNBLAZE OS」を開発。ゲームや動画をほとんど使わず、SNS、検索、チャットなど必要最低限の機能を使えれば問題ないユーザに特化し、アジアやアフリカなどの市場向けに安価な5,000円程度のスマートフォン開発を目指す。

今年1月には、エンジェル投資家の川田尚吾氏や本田謙氏から2,000万円を調達。OS の開発や販売を担当する人材の獲得に注力し、大手通信キャリア、広告代理店、アプリデベロッパ、IoT 製品取扱会社などとのオープンイノベーションによるアライアンスの可能性を模索するとしている。

【クックパッド賞】inaho

鎌倉に拠点を置く inaho は「選択収穫」を実現させる AI 野菜収穫ロボットを開発している。圃場内を自律走行しながら、AI を使った画像処理で野菜の状態を判断し、ロボットアームが傷つけないように収穫。コメ向けの一括収穫機が増える一方で、農作物の状態を判断して収穫を行う選択収穫ロボットが少ない現状に着目し、同社はこの事業に着手した。現在はアスパラガスの選択収穫に注力している。

【日本マイクロソフト賞】GAUSS

GAUSS は、AIパッケージおよび AI エンジンの開発・運営を行う。予測エンジン「Gallileo(ガリレオ)」、画像認識エンジン「Gogh(ゴッホ)」、自然言語エンジン「Goethe(ゲーテ)」を企業と共同開発しており、ここで培った技術をもとに、コンシューマ向けには競馬予想サービス「SIVA」や株価予想サービスを提供している。

2017年12月には、レディースファッション大手の ANAP(東証:3189)、AI.Accelerator を運営するディップ(東証:2379)などから約1.7億円の資金調達している。

TRINUS

TRINUS は、日本全国の技術を発掘し、企画・デザインから一般消費者が求める商品化、販売・流通までを一貫して行うプラットフォームだ。2014年12月のサービス公開以降、9作品の企画が採用され、5つの商品ブランドが販売開始に成功。これまでに11件の技術シーズを集め、それらに対する商品化のアイデア(デザイン)数は1,300件を超えているそうだ。

同社は今月、IDATEN Ventures とゼロワンブースターから5,500万円を調達したことを明らかにしている。

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Co-LABO MAKER by Co-LABO MAKER

Co-LABO MAKER は〝実験環境の Airbnb〟と形容されるシェアリングプラットフォームだ。研究室においては実験機器が高く研究費が足りない一方で、一部の研究室では実験機器が全く生かされていない状況の改善を目指し、実験機器や研究設備を持つ人や組織を「ホスト(大学)」、その機器や設備を使って「ゲスト(大学や企業)」と位置づけ、ホストとゲストのマッチングを行う。

2017年2月に開催された Beyond Next Ventures の「BRAVE 2017 Spring(第2期)」デモデイで TECH LAB PAAK 賞を、2017年8月に実施された Incubate Camp 10th でベストグロース賞2位タイをそれぞれ獲得している。

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