Distimoの最新レポートは、世界のモバイルSNS、特に世界最大のマーケットであるAppleのApp Storeで人気を集めるアプリについて考察している。
依然として、世界でダントツのモバイルSNSアプリはFacebookだ。だがDistimoによると、昨年1年間のアジアにおける変化を見ると、その圧倒的強さは昨年ほど顕著ではないという。
私たちはNHN Japanの人気チャットアプリLINEの台頭を目にしてきたし、LINEは日本と台湾とシンガポールで最も人気のあるiOS用モバイルSNSアプリだった。現在(原文掲載8月31日)、NHN Japanによると合計(マルチプラットフォームの総計)で5,500万人のユーザを獲得している。LINEは中国へ目を向けているが、中国市場への参入はかなり難しい。
中国でソーシャルアプリの首位にいるのはWeChatで、その勢力は増す一方だ(香港でもトップだった)。韓国で最も人気だったKakaoTalkも強力なモバイルソーシャルのライバルである。
Distimoはまた、ソーシャルアプリに対する需要が最も大きい国についても調査した。驚くことに、アジアの国々のソーシャル性は平均以下という結果がでた。アメリカでは、App Storeのソーシャルカテゴリーのダウンロード量が「全体のトップ」ダウンロード量の20%を占めている(以下のグラフ参照)。対照的に、アジアの国々、例えばシンガポールは14%、日本と韓国(ともに10%)はさらに低く、それより低いのが中国、台湾、香港(順に9、8、7%)だった。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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