音楽ストリーミングサービスSpotifyがアジアに進出、香港とシンガポールでスタッフを募集中

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【原文】

spotify-logo月間1800万以上のアクティブユーザを誇るスウェーデンの人気音楽ストリーミングサービスSpotifyは、アジアで雇用を開始した。同社はシンガポールにおいてセールスディレクターキーアカウントマネージャー、そして香港において商業弁護士を求めている。

今回の求人はSpotifyが2011年に発表したアジア進出に続くものだが、これまで同社に関するニュースはあまり見られなかった。元GoogleのDan Brody氏がこの地域における事業をリードしている。

同社はすでにオーストラリアとニュージーランドを含む20カ国でユーザにサービスを提供しているが、アジアの消費者が音楽サービスをいつから利用できるようになるかはまだ不明だ。これは昨年変化があったiTunesと似たような状況だ。

横行する違法コピーがSpotifyを引き止めているのかもしれない。発展途上国市場では、消費者には十分な可処分所得がないので音楽にわざわざお金を支払うという事を納得させるのは難しいかもしれない。その他の要因としては、言語の壁やレコード会社との交渉の難しさが挙げられるだろう。

しかし、今回の求人は良い変化を示唆しているように見える。Spotifyのアジアのレコード会社との交渉が進んでいるのかもしれない。

香港の商業弁護士は通信事業者、ハードウェアメーカー、および他の流通パートナーとのパートナーシップの法的サポートを任されることになる。弁護士はまた、レコード会社や発行元との「複雑なライセンス契約」に精通していなければならない。

仕事のロケーションとしては納得できる。というのも、香港、台湾、韓国、日本にはアジアでも有数の音楽業界があり、互いに比較的近くに位置しているからだ。

この弁護士ポジションの要件として、香港外への頻繁な出張および、英語、北京語、広東語、基本的な日本語を流暢に話すだけではなく、香港と他都市でのビジネス文化をしっかりと理解していることも期待されている。

一方シンガポールでの求人は、Spotifyがアジアにおける収益を広告を通じて上昇させていることを示唆している。営業の役割には、メディア機関と話をし、革新的なマーケティングのアイデアを概念化することが求められる。

Spotifyは広告からかなりの収益を得ており、これはディスプレイ広告を通じて無料サービスをサポートするフリーミアムのモデルで運営されている。ユーザは、月額4.99ドルまたは9.99ドルを支払うことにより、広告無しの体験と、より多くの機能を選択できる。

【via e27】 @E27sg