1000万ユーザーを超えたLINE Playは、アメーバピグにとって障害となるか

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

今週はじめに登録ユーザー数が2億人というマイルストーンに達したLINEは、バーチャルな世界をつくるアプリケーション「LINE Play」が、リリースから8ヶ月で世界1000万ユーザーを達成したことを発表した [1],。

LINE Playは、1500万ユーザーを持つサイバーエージェントのバーチャル空間サービス「アメーバピグ」の後を追っている。このサービスの機能は、同じ種類の可愛らしいアバターたちを自分の好みに沿ってカスタマイズすることができ、バーチャル空間自体のスタイルも同様で、アバターがいる部屋を飾り付けることができたり、別の部屋を訪れることができる。

ある人はLINE Playは、モバイルからスタートしているため、あわててモバイルに対応しようとしているアメーバピグと対照的に明らかな優位に立っていると考えている。もちろん、LINEの社としてのグローバルなマインドセットが、より島国的であるサイバーエージェントと対照的であるというわけではない [2]。

これから8月4日まで、LINEはボーナスジェムとガチャイベントを含む特別なファンアプリケーションイベントをアプリ内で実施する。もしまだLINE Playを試していないのであれば、App Storeか、Google Playから無料で手に入れられる。もしくは、モバイルのバーチャルワールドを感じるために、以下のプロモーション映像を見てみるといいかもしれない。

LINEの成長と、LINE Playを含む広大なアプリのレパートリーについて、さらなる情報が欲しければこちらのインタラクティブな「LINE年表」をチェックしてもらいたい。2011年からのLINEの成長と、現在までのクロニクルを表現している。


※1. 読者の何人かは2億人のユーザーのうち、アクティブなユーザーはどれくらいなのかを尋ねた。LINEは、世界における月間アクティブユーザー数を提供していない。が、日本においては、2012年12月における月間のアクティブユーザー数は80.4%だという。↩

※2. サイバーエージェントは以前にも、同社のピコワールドを海外に押し出し、アメーバピグを日本の外にも拡大しようとした。しかし、残念なことに、イニシアチブをとることはかなわず、昨年の12月にサービスは閉鎖した。↩

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