我々の多くはコンピューターを使って作業を行うとき、マウスやキーボードを使って操作を行う。このマウスやキーボードよりもさらに直感的に操作できる、新しいコントローラーとして「Flow」というデバイスの開発が行われている。
このFlowは現在、Indiegogoにて開発資金の調達を行っている途中だが、すでに目標50,000ドルの3倍以上の18万ドルの調達に成功している。
Flow本体は、直径7cm、厚みが15mmのコンパクトなディスク型のインターフェースデバイスだ。
回転角度、赤外線によるハンドジェスチャー、照度、静電容量を感知できるセンサーを搭載している。
表面をクリックしたりスワイプしたりといった動きだけでなく、リングを回したり、触れずに手をかざして動かしたりといったアクションを認識できるという。
Flowは、Bluetooth LEに対応したワイヤレスコントローラーで、MacやWindows、Linuxといったコンピューターのみならず、Bluetooth LEに対応した様々なスマートデバイスのコントローラーとして使用することができるようだ。
これら既存のスマートデバイスは、手元のスマートフォンをコントローラーとして操作する場合が多いが、これをより直感的な操作のできるFlowに置き換えることができる、というわけだ。
また、Flowはオープンプラットフォームで構築されており、デベロッパーは自由にアプリケーションを作ることができるという。
予定小売価格は150ドル程度とされており、Indiegogoのキャンペーンでは89ドル以上の支援から、Flow本体を手に入れることができる。(執筆時点で89ドルのものについては売り切れ)
製品化された場合、商品の発送は2015年の7月を予定しているということだ。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待