「今」飲んでる人と一緒に飲めるマッチングアプリ「JOIN US」、入会審査に通るのは30%のみの難関

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2015.6.16

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久々に話を聞いてて楽しいサービスだった。出会い系のようでそうでない、新しいゲームのようなサービスだ。

ネット系サービスの運営を手がけるgram30は6月16日、「今」飲んでる人をマッチングして一緒に飲める、飲み仲間発見アプリ「JOIN US」を公開した。iOS対応で利用は無料(但し、20歳以上限定)。サービス開始当初の対応エリアは東京都内23区となっている。

運営元のgram30はBUYMAを立ち上げたエニグモのメンバーが中心になって創業した会社。設立時にエニグモ創業者の田中禎人氏が支援して設立されている。

JOIN USの面白い点はいくつかあるのだが、まずやはり登録審査制であることを挙げなければならないだろう。

ユーザーはまず、facebookログインをした後に運営側の審査を通る必要があるのだが、gram30代表取締役の内田洋輔氏に話を聞いたところ、この審査が結構厳しいらしい。

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男女10人のチームでfacebookなどの公開情報を元に審査を実施して「飲み友達として」大丈夫なのかを判断するのだが、この審査を通るのは全体の30%ほどなのだという。

「ユーザー同士が安心してコミュニケーションできる相手だけに限定したかったので、男性5名、女性5名の審査員の内、7名がOKしないと入れないようにしています」(内田氏)。

また、JOIN USのマッチング・アルゴリズムというか、ルールも面白い。

審査を通過したユーザーがログインすると、半径10キロ以内にいるグループ(ログインしている段階で飲みたいという意思表示があると判断)を最大8組表示、気になるグループがいれば、そこに対してチャットを開始。後は双方がOKであれば待ち合わせるという具合だ。

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面白いのは「リセット」でこのサービス、利用時間が決まっており、正午から翌朝5時までとなっている。そしてこの5時を超えた時点でマッチした履歴やチャットした内容は全て消去される。

「(リセットは)今飲んでる、今日飲んでるグループだけを表示するためですね。あと、ログインした時間帯が近い順に表示されるようにしています。(場所についても)昼間はオフィスなどにいると思うので、そのままにしておくと、いつも同じ場所の人ばかりが出てしまうことになるんです。逆に夜は移動してるので距離が近い人を表示したりアルゴリズムを調整していますね」(内田氏)。

当初、このサービスはTinderやBumbleといったペアマッチング(いわゆる出会い系)を意識してプロジェクトをスタートさせたそう。

しかし600名ほどいるテストユーザーに対してインタビューを繰り返すと、異性に出会いたいというよりも飲み友達が欲しいとか、コミュニティが欲しいといった意見が多かったのだそうだ。そこでゆるく方向性をピボットし、飲み仲間のマッチングとして公開されることになった。

ただ、やはりそうは言っても気になるのは安全性だ。

飲み仲間といっても見ず知らずの人同士をマッチングするサービスなだけに、変な人が紛れ込まないとも限らない。この点についてはやはりテスト中にそういう対象がいたそうで、これに対しては「通報ボタン」を設置して対応することにしたという。

個人的な意見だが、これを使って通報されるのは本当に辛いかもしれない。

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