あなたが周囲でPokemon Goのプレイヤーに遭遇し続けている理由は、何百万もの人が全てのアイテムをゲットしようとしているからだ。
アプリ市場調査会社Sensor Towerの情報によると、米国では水曜日のローンチ以来、Pokemon GoはiOSとAndroidで約750万のダウンロードを記録したという。このダウンロードの勢い(そして、アプリ上の課金の勢い)によって、東証のNintendoの株価は25パーセントもアップした。
この位置情報ベースの拡張現実ゲームは、GPSのデータを使ってデジタルのポケットモンスターたちを現実世界に配置する。ユーザーは家から出て、外を歩きながらそのモンスターたちをゲットする仕組みになっている。
現在は米国、オーストラリア、ニュージーランドでしか出ていないが、ポケモンによると今後数日以内には欧州やアジアへの展開も始まるという。
世界の他の場所が待ちわびている一方で、アプリにアクセスできるポケモンプレイヤー達によって、このアプリは米国、オーストラリア、ニュージーランドでのダウンロード数と収益においてナンバーワンのゲームとなった。
モバイルゲームは369億ドル規模の市場だが、Pokemon Goのようなゲームによって、この市場はさらに成長する可能性がある。魅力的なブランドと新しいゲームの仕方が新たなユーザーを惹きつけるからだ。
ダウンロード数の他に、Sensor TowerはPokemon Goは米国のiOSだけでも16億ドルの収益を生み出すと予測している。これはAndroidを除いた数字だ。この現在利用できる3つの場所と全てのプラットフォームにおける数字だけを見ても、とてつもない数字だ。
「Pokemon Goは、今のところリリース以来、全モバイルプラットフォーム上で1404万ドルを生み出しました。2015年8月のリリース以来1403万ドルの収益があったと推測されるPokemon Shuffle Mobileなど、フランチャイズの他のタイトルを超えるものです」と、SuperData Researchのアナリスト Joost van Dreune氏と発言している。
Pokemon Goの人気を示す例をあげよう。以下は、ニューヨーク市のセントラルパークでゲームをする大勢の人々についてのツイートだ。
Pokemon GO is just insane right now. This is in Central Park. It’s basically been HQ for Pokemon GO. pic.twitter.com/3v2VfEHzNA
— Jonathan Perez (@IGIhosT) 2016年7月11日
(上ツイート訳)Pokemon Goは今異常なことになっている。これはセントラルパークだ。もはやPokemon GOの司令部となっている。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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