人工知能フィンテック・スタートアップのAlpaca、取引アイデア発見アプリ「AlpacaScan」開発でD4Vやマネックスなどから175万ドルを調達

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アメリカ・サンマテオに拠点を置くフィンテック・スタートアップの Alpaca は今日、最新の資金調達ラウンドで175万ドルを調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、IDEO と Genuine Startups のジョイントベンチャーである D4V(ディー・フォー・ヴィ)マネックスベンチャーズ三菱 UFJ キャピタル、人工知能およびフィンテック分野のエンジェル投資家 Eric Di Benedetto 氏、既存投資家や新たなエンジェル投資家など。同社にとっては、2015年10月に実施した100万ドルの調達に続くラウンドとなる。

この資金を使って、同社はカジュアル・トレーダーのためのトレーディングアイデア発見アプリ「AlpacaScan」を開発するとしている。

AlpacaScan は(過去の株価データを用いて検証を行う)バックテストから投資が成功に結びついた結果をもとにして、現在その条件にあてはまる株式銘柄の発見を手助けしてくれるツールだ。AlpacaScan はモバイルサービスの早期アクセス申込の受付を開始しており、ベータ版が今春までに利用可能となる予定だ。

Alpaca は2016年3月に業界エキスパート向けの人工知能・深層学習技術である「AlpacaAlgo」をローンチ、昨年末には2ヶ月未満の間に1億ドル以上の資金が AlpacaAlgo での情報をもとに取引された。同社はこれまでに、深層学習で画像の意味を認識させられるプラットフォーム「Labellio」、その後、フィンテックへと大きく舵を切り、トレーディング基盤「Catapilico」を開発している。

Alpaca は、2014年にMovida Japan の第5期バッチから輩出された Ikkyo Techology が前身。昨年末にはロゴを一新し、バークレイズ出身の四元盛文氏が日本代表 CFO に就任。ブルームバーグとのインタビューでは、近く資金調達がクロージング予定であることを明らかにしていた。