中国のゲイ向け出会い系アプリBlued、国営メディアの新京報から戦略的投資を獲得

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中国国外の人の大半が信じていることに反するだろうが、活発化する中国の LGBT コミュニティーに対する国民の姿勢が、特にオンラインの世界では大幅にやわらいできている。LGBT 関連のトピックをどれだけオンラインで議論できるようになったか、またこの特定のグループに働きかけるテックサービスの数を見ると、この傾向は明らかだ。LGBT コミュニティーを受け入れようという国内の動きは、ネットワークの世界から実世界へと徐々に広がっているようだ。

中国のゲイ向けチャット兼出会い系アプリ Blued が7日、国が支援する新聞社グループ The Beijing News(新京報)の投資部門から、数千万人民元規模(数億円相当)の戦略的資金提供を獲得したと発表した。

投資側の代表者によると、Blued の拡大するグローバル化イニシアチブ、およびライブストリーミング、eコマース、ヘルスケアゲーム、エンターテイメントにおける成長が今回の投資の主な理由だという。

多くの中国企業同様、北京を拠点とする同スタートアップも国外進出を図ってきた。現在では13言語に対応し、タイ、ベトナム、イギリスにもオフィスを構えている。Blued は昨年12月、北米および中南米市場への進出を狙い、米国の出会い系アプリ Hornet と共に戦略的投資を行っている

Blued は現在では利益を出すようになっているが、これはライブストリーミングやモバイルマーケティングビジネスが繁栄し、2016年には数億人民元もの規模で収益に貢献しているためだ。同社によると、ライブストリーミングによる収益は2017年も順調に成長し続けると予想されており、今後はメンバーシップ、ゲーム、ヘルスケアサービスが新たな収益成長につながると期待されている。

同社 CEO の Geng Le(耿楽)氏は言う。

当社は今では利益を出していますから、今回の資金調達ラウンドはより戦略的な意味をもっています。

LGBT のためのNGO団体 Danlan(淡藍)から生まれた Blued は、同団体の生活状況改善のため積極的に活動してきた。

性的少数者は今でもまだ非常に議論を呼んでいます。私たちの活動内容や社会のためにどういった問題を解決できるかなどを知ってもらうため、政府や一般の人々と話し合える適切なチャネルが必要です。(Geng 氏)

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【via Technode】 @technodechina

【原文】

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