人体微生物叢検査サービスのuBiome、シリーズCラウンドでYコンビネータや電通ベンチャーズらから8,300万米ドルを調達——創薬事業に進出へ

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Image credit: uBiome

<ピックアップ> uBiome is jumping into therapeutics with a healthy $83 million in Series C financing

人体微生物叢の検査サービスを提供する uBiome は9月に実施したシリーズ C ラウンドで、総額8,300万米ドルを調達した。OS Fund がリードインベスターを務め、8VC、Y Combinator、電通ベンチャーズ、DNA Capital、Konstantin von Unger 氏が参加した。2012年の創業時からこれまでの調達総額は約1億1,000万米ドルに上る。

サンフランシスコを拠点とする uBiome は、全米で B 向け(医療機関)および C 向け(一般消費者向け)に人体微生物叢の検査サービスを展開。サンプル数で世界最大(25万種類)となる人体微生物叢ライブラリを保有している。

今回の資金調達を受けて、同社ではライブラリを使用した創薬領域への進出を計画しており、治療薬研究チームはサンフランシスコからマサチューセッツ州ケンブリッジの新本社に移転予定。また、Novartis の元 CEO Joseph Jimenez氏が同社の取締役に就任する。

今回出資参加した電通ベンチャーズはプレスリリースで、uBiome とさまざまな企業を結びつけることで、ビジネス開発や商品開発を推進したいとしている。

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Via TechCrunch

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