キャッシュレスは経費清算を狙え「スマホ法人カード」のExtendが1100万ドル調達

by Taishi Masubuchi Taishi Masubuchi on 2019.4.14

man holding u s dollar banknotes and black leather bi fold wallet
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ピックアップVirtual Card Startup Extend Raises $11 Million

ニュースサマリー:4月11日、スマホ法人カードでの決済を可能とするサービスを展開する「Extend」はシリーズAの資金調達を公表している。獲得した資金は1100万ドルで、出資したのはPoint72Ventures、Fintech Collective、Reciprocal Ventures、また戦略的パートナーとしてCiti National Bankも同ラウンドに参加している。

同社はフリーランサーからフルタイム勤務の社員まで、誰もが必要な時にアクセスできる決済サービスを提供している。いわゆる法人向けのバーチャル・デビットカードで、デジタル上でカードを付与することが可能。カード発行会社であるVISA/Mastercardとパートナシップを結んでおり、即時発行にも対応している。

また、付与するデジタルカードには決済のリミットや有効期限を設けることも可能なため、悪用のリスクも最小限に留められる仕組みになっている。

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話題のポイント:バーチャルカードはフィンテック界でのトレンドなのでしょうか。

Appleがつい先日発表したApple Pay専用のバーチャルカード「Apple Card」。カード番号や使用期限、サイン欄がなく、秘匿性も高いことがアピールされていました。バーチャルカードは即座に(店舗側が対応していればですが)利用可能という点が大きな特徴です。ExtendもApple Cardもそれらを満たしています。

Extendの場合はエンタープライズ企業にフォーカスした設計になっています。社員に対して法人のデビットカードを即座に発行できるとともに、あらゆる角度でレギュレーションを利用者に与えることができるのはやはり便利です。

日本におけるスマホ決済のトレンドは、キャッシュレス推進の政府方針もあってか、バーチャルクレジットカードよりQR決済の方が強い印象になっています。一方で企業にとっては社員の経費清算などの面で、カードをスマホ上で増殖させられるバーチャルカードはユースケースを見つけやすい気がします。

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