P2P(ピア・ツー・ピア)でプログラミングが学べるプラットフォーム「Techpit」を開発・運営するテックピットは26日、シードラウンドで総額3,000万円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、F Ventures と名前非開示の7人の個人投資家。なお、同社はシェアリングサービス特化で知られるガイアックス(名証:3775)からスピンオフしたスタートアップだが、テックピットはスキルシェアという文脈で Gaiax STARTUP STUDIO からも支援を受けている。
Techpit の特徴は、教材を現役エンジニアが作っていること、作りながら学べるサイトであること、教材が UGC なのでプラットフォーマーが自発的に増えていくことの3点。ネットワーク効果が働くことで、教えるユーザ(執筆者)と教わるユーザ(生徒)の双方が級数的に増加しているという。プラットフォーム上で販売された教材売上の65%は教材を作成した執筆者にもたらされ、生徒に選ばれるべく教材の品質を向上させる効果も働く。教材は24日現在51コース用意されており、1日に数コースの割合で増えている。
インドネシアの国連開発計画(UNDP)は、シリコンバレー拠点のシード向けベンチャーキャピタルファンドおよびアクセラレータ500 Startups と提携し、ImpactAim Indonesia をローンチすると発表した。急成長する東南アジアの経済中心地、インドネシアで社会的企業とスタートアップの発展促進を目指す。 今後、ImpactAim Indonesia は全国規模で選考を行い、8〜10社の…
香港で開催された RISE 2019 に参加した ImpactAim Indonesia の運営メンバー Image credit: ImpactAim Indonesia
インドネシアの国連開発計画(UNDP)は、シリコンバレー拠点のシード向けベンチャーキャピタルファンドおよびアクセラレータ500 Startups と提携し、ImpactAim Indonesia をローンチすると発表した。急成長する東南アジアの経済中心地、インドネシアで社会的企業とスタートアップの発展促進を目指す。
今後、ImpactAim Indonesia は全国規模で選考を行い、8〜10社のスタートアップが選ばれる。なお、「シードラウンド以降で資金調達を行った企業」、「顧客へサービスを提供している企業」、「国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)に向けて尽力する企業」などが応募資格となる。
まず、ImpactAim Indonesia はインパクト評価、ビジネスの調整、およびインパクトの促進支援に関するガイダンスの提供に焦点を当てる。その後、スタートアップを世界中から来る将来のインパクト投資家に紹介する流れとなる。
カナダ・アジア太平洋基金が行った調査「2018 Survey of Entrepreneurs and MSMEs in Indonesia」によると、インドネシア国内に存在するビジネスの99%は零細や中小企業で構成されている。零細・中小企業は同国の経済にとって主要な推進力であり、GDP の60%を占めている。