RichMediaAds、誰でもつくれる「ウェブサイトの中でウェブサイトのように機能する」インタラクティブ広告

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

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マレーシアのシリアルアントレプレナーAlvin Koay氏は、弱者のために立ち上がろうとしている。彼の最初のテックベンチャーMobileAppsは、デベロッパーが大勢の中から抜きん出て、インタラクティブ広告によって人々に発見してもらえることを支援した。

現在、彼は新しいスタートアップRichMediaAdsでセルフサービス方式の広告作成プラットフォームを提供する。プロが制作した広告よりもクリックされる広告を、誰もが作成できるようにしたいと考えている。

Alvin氏は、これによって広告がすぐに利用可能で、またインタラクティブなミニウェブサイトに変えることによって、パブリッシャーが請求する高い料金を払った場合よりもはるかに多くの価値を広告主が生み出すことができるということだ。

では一体、この広告はどのようにインタラクティブなのだろうか?リストを挙げてみよう。動画を再生でき、世論調査が実施でき、予約を取りスペシャルオファーを提供し、物を購入できる。これは単なる例にすぎない。

目的は、バナー広告をインターネットの悩みの種の存在から劇的に引き上げ、次のスターに変えることである。ユーザがすでに認知しているように、バナー広告は読者にとって鬱陶しい存在であることが多く、パブリッシャー側には効果的ではなく、わずか0.09%のクリックスルー率を生み出しているだけである。

これはバナー広告をもっと魅力的で目を引くものにすることが可能な解決策だ。近年、多くのスタートアップがこれと同じようなことを試してきており、さらに広告作成ツールを加え、広告の生成を非常に簡単なものにしている。

したがって、RichMediaAdsはこの分野では特に珍しいサービスではない。AmobeePULSE Createを使うと、マーケティング担当者はリッチメディアと3Dのモバイル広告を作成できる。2359MediaMobdisは似たようなものだが、3Dコンポーネントが(今のところまだ)ない。おそらく、Alvin氏のスタートアップにもっとも似ているのは、ウェブアプリを広告に統合するFlite.comかもしれない。

しかし、これらのサービスすべてに問題があるとAlvin氏は言う。一般の人たちにとってはあまりに専門的すぎるのだ。PULSE CreateとMobdisはマーケティングの人たちをターゲットにしているので、より高機能なものを提供している。一方、Fliteは上位20社の出版物を対象にしているので値段が高すぎる。

基本的に、RichMediaAdsはAlvin氏が呼ぶところの「初心者広告主」をターゲットにしている。レストラン、スパ、小規模ブランド、フリーランスデザイナー、小規模代理店などだ。言い換えると、自分で広告を作成するDIYクリエイターたちのことである。

パブリッシャー側からは、ブロガーやウェブサイトの所有者は無料でホワイトレーベルとして使え、広告主に提供できる。ブランドの代わりに自ら広告を作成することもでき、クリエイティブな仕事からさらに稼ぐこともできる。

理論的にはすべてうまくいくが、RichMediaAdsがそのプラットフォームが機能することを証明できるまでしばらく時間がかかるだろう。現在は公開ベータ版で、製品と市場がかみ合うまであと数回改良が加えられるかもしれない。

RichMediaAdsの構築に利用されている技術のほとんどは、Alvin氏の以前の失敗に終わったベンチャー、MobileAppsに基づいている。弱者のために立ち上がることは、特にその市場、この場合はモバイルデベロッパーが非常に小さくてニッチな場合、危険を伴う。

RichMediaAdsは、デジタル広告に関する限り、興味深い岐路に立たされている。まず、モバイル機器の台頭と、より多くの人々がスマートフォンとタブレットに乗り換えているという事実である。Alvin氏のプラットフォームで作られた広告はHTML5標準で、Apple製品向けである。彼がこの時点でネイティブ広告に着目しない選択をしたことは興味深い。しかし、これは後からでもできることである。

次に、バナー広告が過去のものになると主張する騒がしい輩が増えていることだ。KiipGimmie などのスタートアップは、広告の未来はユーザに報酬やクーポンなど何か形あるものを与え、それをアプリ体験の一部に統合することだと信じている。モバイルゲームなどが良い例である。

数多くの実験が実行されている最中であるから、デジタル広告業界がどのように成功するかは誰にも分からない。このテーマについてはFacebookも言いたいことがたくさんあるのは確実だ。いずれにせよ、オンライン広告とモバイル広告はますます人目を引くようになり、広告業界全体に占める割合が大きくなるだろう。

すべてが予定通りに進んだら、『RichMediaAds』という名前はまさに予言語になりうる。RichMediaAdsはシンガポールで法人化された。Alvin氏はMobileAppsに取り組んでいた際に、日本のモバイル大手上場企業i-Freek Incからシード資金を得た。

【via SGE.io】 @SGEio

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