音声メッセージは最近ではかなり一般的になってきているサービスだ。WeChatやWhatsappなどのチャットアプリは独自の音声メッセージ機能を提供しているし、WeChatに似たサービスだが主に音声だけに特化しているTalkboxもある。
ほかにも、Twitter風の音声サービスBubblyもある。だが、これらの音声メッセージサービスのすべてが、アプリ内もしくは独自のソーシャルネットワーク内だけで利用できるものとなっている。
だが、インドとアメリカで活動する起業家たちのスタートアップ「Croak.it」は、音声メッセージに対してさらに「オープン」なアプローチをしている。同サービスでは、インターネットのユーザは同サービスのAPIを使ったウェブページならどのページでも「プッシュ&スピーク(ボタンを押して話す)」の機能を使うことができる。
メッセージを録音して、他のソーシャルネットワークにそれを送信することができるのだ。だが、これはウェブ向けのサービスだ。Croak.itはモバイルアプリにも組み込むことができる。同社のスタッフの1人が私たちに次のように語ってくれた。
「デベロッパーは、当社のAPIを使って、音声ベースの数々のアプリケーションを開発することができます。例えば、『Talking Tom Cat(人気のモバイルアプリ)』の機能を構築したいなら、当社のAPIから2行のスクリプトをコピー&ペーストし、返信された音声の周波数を変更するためのコードを3行目に付け加えるだけです。」
Croak.itの利用方法は他にもたくさんある。消費者なら、意見をよりよく表現するために音声のフィードバックを送ることもできるだろう。そして、私たちのようなブログサイトにとっては、いつの日にか音声コメントに利用できることもあるだろう。単純だが使えるアイデアかもしれない。
同サービスの詳細は下のビデオで。もしくはCroak.itにアクセスをして、「つぶやき」始めてみよう。ぜひ意見を聞かせてほしい。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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