ヘルスケアスタートアップ「FiNC」に、元みずほ銀行常務の乗松文夫氏が取締役副社長 CFO として就任

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FiNC オンラインダイエット家庭教師」を運営するヘルスケア系スタートアップのFiNCに、元みずほ銀行常務の乗松文夫氏が取締役副社長 CFO として就任した。

FiNCはスマートフォンと遺伝子検査で個人に合ったダイエットを指導するサービスだ。遺伝子検査や血液検査、300項目にわたる生活習慣に関するアンケートを実施する。

finc

検査結果に基づいて、「ダイエット家庭教師」となった管理栄養士が、60日間で体質に合ったダイエット方法を指導する。指導内容はダイエットの知識や食事バランス、食べる順番、トレーニング方法といったものだ。電話やSkypeで相談も可能となっており、管理栄養士はクラウドソーシングを活用している。

現在、利用者の改善値として体重は平均でマイナス6.3kgという効果が出ているという。FiNCは今後、法人企業の従業員の健康管理に対するニーズに対応していく方針だ。

今回、CFOとして参画した乗松氏は、みずほ銀行常務を退任後、協和発酵キリン常務、協和発酵フーズ社長、総合商社ミヤコ化学社長など幅広い企業の経営に携わった経験をもつ。FiNCは乗松氏を取締役副社長 CFO として迎えることで、その豊富な経験や人的ネットワークを生かして、福利厚生や健康保険組合などの法人マーケットを拡大していく狙い。

代表取締役 CEO の溝口勇児氏は現在 29 歳。乗松氏は 65 歳で、その年齢差は 36 歳だ。お二人にはインタビューを行う予定なので後日お伝えする。

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