本田圭佑氏ら「FiNANCiE」に3億円出資、夢やスキルを財産にして取引ができるソーシャルネットワーク

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FiNANCiEローンチパーティに登壇する共同創業者の國光宏尚氏(Image Credit : SARU(SARUYA AYUMI)

個人の夢やスキルを財産にして取引できるソーシャルネットワーク「FiNANCiE」を運営するフィナンシェは3月15日、第三者割当による増資を公表している。引受先となったのはB Dash Ventures、gumi Cryptos、D4V、および本田圭佑氏が代表を務めるファンドKSK Angel Fundほか。調達した資金は総額3億円。出資比率などの詳細は公開されていない。

これに伴い同社は本田圭佑氏と​イーサリアム・ファウンデーションの宮口あや氏がサービスのアドバイザーに就任したこともあわせて公表している。調達した資金は5月を予定している正式公開に向けたアプリ開発、ユーザビリティ改善などに使われる。なお、グローバル版に関しても準備を進める。

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FiNANCiE

FiNANCiEは個人を企業のように見立て、そのスキルや夢を支援するソーシャルネットワーク。「ヒーロー」に認定された個人が発行する「ヒーローカード」を購入して必要な資金を提供することができる。また、購入したカードはサービス内のマーケットプレースで取引することも可能。

売り出しについてはダッチオークション形式(徐々に価格が下がる)が採用されていて、一部のユーザーによる買い占めなどを避ける仕組みが提供されるなど、クラウドファンディングや仮想通貨取引などとは異なる、継続的な支援ができるようになっている。

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