学生向け教科書レンタルポータルのZookalが55万米ドルを調達、東南アジア進出を目指す

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オーストラリアの学生向け教科書レンタルサイトZookalが最近の資金調達ラウンドで55万米ドルを調達し、次は東南アジアをターゲットにしている。

シドニーを拠点とする教科書レンタル会社のZookalが、アメリカの学生向けに教科書レンタル事業を展開するCheggの元CFO、Omer Regev氏(同氏は現在Gemini Israel Venture FundsのCFOを務める)およびシリコンバレーのFiltro Investmentsにより率いられた最新の資金調達ラウンドで55万米ドルを調達したと発表した。今回のラウンドで同社への投資金額は合計198万米ドルに上る。

Zookalは2011年に教科書レンタルプラットフォームとして設立された。その後、デジタル教科書、デジタル授業ノート、オンライン指導、インターンシップなど様々なサービスを提供している。Zookalは大学の教科書を購入し、学生に購入価格の半額でレンタルしている。現在教科書の在庫は1万冊以上、今後3ヶ月以内に年間売上が100万オーストラリアドル(約94万米ドル)に達する見込みだ。

ZookalのCEO、Ahmed Haider氏によると、新たな調達資金はオーストラリアでのアーリーステージにあるテック系スタートアップの買収に使われる他、教育分野のインフラ・テック系企業への投資にも使われる。調達資金はまた、Zookalがアジアへ拡大して高額の教科書に代わるものを提供し、コピー機の普及に対抗していくためにも活用される予定だ。

CEOのAhmed Haider氏は、

「実際に会うことなく、ただスカイプを通じてRegev氏やGemini Israel Venture Fundsからの資金調達ラウンドを完了しました。」

StartupSmartに語った。

「予算を浪費せず、世界中を飛びまわることなく外から資金を調達することが全く可能なんです。それは地元の起業家にとっては困難なことですが、私たちはそれを障壁としてはならないのです。」

現在、Zookalは東南アジアでも英語を使う人口が密集している地域に拡大の焦点を絞っている。シンガポールとマレーシアのパートナーと合弁事業をすでに設立し、市場規模がさらに大きく収益性の高いインドネシア市場に来年進出する計画だ。同社はシンガポールに本社を設置しているところでもある。Ahmed氏は次のようにStartupSmartに語った。

「スタートアップにとってアジアは、開拓時代の米国西部に少し似ています。アジアでは、ショップを開いて1週間後にはビジネスが盗まれてしまいますが、シンガポールは安心だと感じました。スタートアップ環境として、シンガポールがスタートアップに対していかに進歩的でインセンティブや奨励プログラムが優れているかという観点から見ると、他の東南アジアの国々より魅力的でした。」

Zookalは4億6600万米ドル規模のオーストラリアの教科書市場での初期成長を見込み、アジアの120億米ドル規模の市場の一片を模索している。同社は新サービス開発と自社プラットフォームの世界進出に向けて追加投資を模索しており、今月下旬にアメリカの投資家とのミーティングを控えている。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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